12月22日
大阪市中央体育館にて行われた極真空手大会の救護サポートにいく。
恒例の年に3回ほど参加させてもらっている「交流戦」は関西総本部といわれるグループの中での試合で、主に試合経験を積む機会のために行われているものであるという。
今回、参加させてもらったのは、全国大会に出場するための権利のポイントを取るための大会だそうで、他の県の団体からも多数参加している。
そのため、試合の雰囲気もかなり真剣ムードであった。
その分、救護班の出番も沢山あった。
今回は、真剣勝負の大会であるということで、
学生は抜きで「私が信頼している」柔道整復師の卒業生4名で参加した。
要するに、学生時代から『私と人間的つきあいがあったメンバー』でいく。
どういうことかというと、
初めての現場や、
真剣勝負が予想される現場では
イチイチ個人の都合にかまっていられない。
細かい説明なく「イケ!」という指示で動けることや、
自ら正しい判断で動いてくれないと私だって余裕がない。
説明している余裕がないのである。
こう見えて、私はけっこう優しいので(笑)
学生本人に現場で恥をかかせたくない。
「なんだよツカエネ~な!」
なんて思われるような状態にしたくない。
ということで、予測不能の現場では
「不測の事態も受け入れる(なんとかする)ことができるメンバー」
でとりあえずいくことになる。
簡単にいえば
「理不尽を笑える度量と根性」
といったところだろうか。
いじけない、腐らない、ユーモアがある!
要は誰とでも、嫌な感情にさせることなく存在できるか。
若手が神経使わせるような態度してるとかはマズイんで。
あと、来てくれる暇がある(笑)
あっ、資格は前提です。そらそうだ
真ん中は、極真側から参加されている医療担当の先生です。(極真の師範でもある)
で、私はなにをしているかというと・・・
大会関係者の皆さんとの調整です。
バスプロの松本師範が間をとりもってくれて、
我々が会場でやりやすいように紹介をしてくれる。
なにごともいわゆる
「スジを通す」というのは大事なことだが、
知らない業界では
「どの辺がどうスジなのかよくわからない」のが当然なわけで
そこを案内してくれるガイド役の方がいるかいないかは
本当に大きいということを知っている人と知らない人がいる。
本当にありがたい。
実は、今回のは顔見せみたいなもので、
ねらいは6月に行われる全国大会のほうも
サポートできるようなメンバーを作るというのが私の目標である。
ペーパードライバーじゃ困るので・・・
いわゆる『プロフェッショナルメンバー』ってやつですね。
(金を取るという意味ではなく)
そっちは黒帯対決のバチバチのやつである。
私は貧血のケがあるので、彼らにマル投げしたいのである(笑)
「あんたが柔道整復師でもないのになんでそこまで肩入れするの?」
と思われるでしょうが、なぜやるのか・・・・?
それは・・・
なんででしょうか?(汗)
私にもよくわかりません(笑)
ただ、なんとなく思うのは
人が活躍する場を作るというという作業は思っているより面白い。
学生の機嫌とりしながら10年やってきて、
その我慢が実ってなんとかこういうカッコいいのを目指せるようになりました。
時間もカネもかかってるからな~(笑)
そう予定通り育つもんでもないし。
これまで約400人の学生がいて4人か・・・1%
お~、高確率!って思わなきゃいけません(笑)
学生さまのキゲンを取るのも一つの仕事ではありますが、
やっぱり育てたメンバーでもうワンランク上の付き合いをするのが醍醐味ですよね~
実在する目標が出来れば、後輩の励みにもなるべ~
やっぱり学生も金魚も自分で育てなきゃ(笑)
下の記事は、その②です。
柔道整復師の使うアイテム面白いですよ。