kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

考えろっていうからには

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仕事学のすすめ

この放送があったのが2012年

この当時の放送を録画して何度も観た覚えがあり、とても勉強になった。

この放送で学んだ会話の仕方は、私の説明の基本になっている。

というか、

「なるほど、自分はこれをやっていたんだな」と自覚できた。

さいころからの板挟み人生で鍛えられた技術である(笑)

 

思えば、両サイドから好き勝手いってくれる間に入って

なんも得しなかったように思ったが、

まさかの弁護士テクニックが鍛えられていたとは(笑)

 

無意識に身に付けてやっていたものを、

スキルとして説明してもらえたおかげで、

他人に説明できるようになった。

 

まぁ、こういうのは

自分で言うものではないが、

時折、学生から

「話がうまいのはなぜですか?」

というような言われ方をするのでその説明ができるようになった。

 

これは講演などでの、話の組み立てにもつながっている。

 

これは私の見解だけども、

講演などには2種類あって

すでに

自分が名を知られている場合と、

自分は全くの無名の場合がある。

 

前者の場合は、有名人であるということで、

普段テレビなどの公には見せていない話をすることが

サービストークとなる。(裏話やプライベートネタなど)

 

逆に後者の場合は、

きちんとした論理の組み立てに加えて、

聴衆の立場に共感しながらの話が大事になると思っている。

(運動が大事と思ってもナカナカできないものですよね など)

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これ、営業マンの基本でもありますね。

 

この番組を見て、本を読みながらそんなことを考えた覚えがある。

弁護士にしても、教師にしても、

相手に説明をしたり説得をすることが大切なことには変わりはない。

 

 

 

 

さて、

 

スポーツに限ったことではないが、

「自分で考えることが重要」といわれる。

 

というわけで、

「考えろ」と指示したからといって

「はいそうですか」と

すぐに考えることのできる人には

そもそも「考えろ」という指導は必要のない状態なのではないか?

 

なんて思ってみたりすることが多い。

 

というより、そもそも考えてきたものを

「受け取る度量」指示した側にないと

悲惨な人間関係になる気がする。

 

その辺の感覚は持っておかないと、

昔よりも若者の方が、

考え方が進んでいる場合も多いので相手にされなくなってしまうのではないかと思う。

「いや、自分のまわりにそんな優秀なのはおらんぞ」

と思っている人は、まわりが低いのではなく、

自分が愛想をつかされているのかもしれない。

 

なんてなことをふと思った。

 

「考えろ」ったって何を?

 

を、もう一段階、説明できるようにしたいなと思った。

 

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考えることの重要な一つは「比較する」

 

それが分析につながる。

 

分析というのは『共通点と相違点を見出す』ということ。

 

 

いやいや、これだけじゃね~だろ。

 

というのは確かにその通りなのだろうけども、

 

「自分で考えろ」

 

というざっくりとした指示よりは具体的ではないかと。

 

言われた方も動きだす一歩目が早いのではないかと。

 

「自分で考えろ」といかにも、

部員(部下?)を尊重したようなことを言っておいて、

自分の思っていたのと違ったら

「もっとよく考えろ」なんて言っている人が多そうだけど、

嫌われるだろうな~(笑)

 

それよりは、

 

「とりあえず比較してみよう」

「とりあえず共通点を出してみよう」

「とりあえず相違点を出してみよう」

 

・・・と作業しているうちにアタマが回りだしそうだ。

 

そして、

「なんでこう違うのかしら?」から

 

「なにがどう違うのか?」につながり、

 

「じゃあなにすりゃいいんだ?」と

 

具体的に考え出す始まりなのではないかと。

 

「考えろ!」と言われて、何やりゃいいんだ?

と、止まってしまうよりよっぽど良さそうだ。

 

『考えろ』の「考え方の指導」は必要なんじゃないかなと。

 

これスポーツでも一緒に使えると思う。

相手のやっていることと、共通点と相違点はなにか?

 

考えたらそのためにビデオカメラを持って

プロの試合からアマチュアまで追いかけたものでした。

 

私にとっての弱点は以下の部分

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伝えることは1つに絞れ

 

順序 メリハリ 時間配分

 

これができない。

けっきょく、

「次にいつ聞いてくれるかわからない」

と思うから色々と詰め込み過ぎてしまうのですよね。

 

といって、絞るとなんだか「出し惜しみ」しているみたいで

 

「お前ごときがいっちょ前に出し惜しみしてんな」と思われそうで

 

この辺は課題です(汗)

 

他の業種からの話を聞くのが好きな私です。

素直に聞きやすいです。