やはり、講演をしている身としては、
最後に盛大な拍手をいただけると嬉しいものです。鳥肌ものです(笑)
・・・・と、
イイ話として終わらせると、
この場にいる人から「嘘つけ」と言われてしまうので(汗)
この講演でインスタを紹介したので、
このブログを読む人もいるだろうから正直に言わないといけません・・・
小ネタとして
「盛大な拍手をもらっている画の作り方」をやった実演です(笑)
ナカナカいい感じだな。
カメラ撮影に慣れていない学生にやらせたので、
若干の手ブレ感があるが仕方あるまい(笑)
ネタだからといって、
「今から拍手を受けている写真を撮るので協力をお願いします」
などと野暮なことをやったわけではもちろんない。
「このような運動をしている時の写真を撮ると、盛り上がっている風に撮れますから皆さんのお仕事の参考にしてください」
という小ネタである。
だから、仕事のために来ている受講者さんにはウケル。
前フリが長くなった割に説明をしていなかった・・・
「健康運動実践指導者」という資格の講習会の講師を務めてきた。
担当は「レジスタンス運動」いわゆる筋トレである。
それにしても、様々な資格の方が受講されていた。
どうやら、
「運動をする」ということに対する認識は深まっているようだ。
そうなってくると、
私のやっている運動教室なんてのはけっこうな
「理想郷」であるようで・・・
こんなメッセージが届く・・・
「受講した者です、先生の講習に感銘を受けました。デイサービスなどで運動教室をやっています。ぜひ先生のやっている運動教室に参加させてください」
などのメッセージが届く・・・・
う~ん・・・・そんなに響いておりましたか。
選手や学生にだってそんなに響かないのに・・・
切実さが違うか・・・
それにしても、このフェイスガードをしながらの講義はなんとも言えないものでして(笑)
指紋が付いたりしているうちに曇ってくる(汗)
自分でいうのもなんだけど、
教科書をなぞりながらの講義ではあるが、
例え話や実例のエピソードをよくあげている。
もちろんその方が理解しやすいので話しているのだが・・・
なんでこんなに話があるかといえば・・・
自分の体験からの考察も、もちろんあるけども、
それ以上に
学生時代から多くの先生方と個人的に会話をしたり
食事に連れて行ってもらった経験によるものがつくづく大きい。
あと、実験に駆り出されたり、
当時は『やりたいと思ってやったわけではないけどやったこと』
の体験とか・・・
自然に自分の中にしみついているので、
教科書を見ながらの授業なのに
どんどんエピソードがつながって思い出される。
ちなみに、そういう自分の体験を語る話は噛まないし、
教科書の本筋から自然につながって出たネタになるので
リハーサルなどはしていないが説明としてもスムーズになる。
何よりうれしいのが、
「実際にやってみたらわかったこと、感じたこと、困難があって工夫したこと」
などの価値を理解してくれている相手に対して話をしているので、
頷きのリアクションなどに実感があり、とても嬉しい。
「あ~工夫してやっててよかった」という瞬間である。
・・・というより、
こういうところでウケるためには、
チャレンジ的な企画をやっておかないと、
「安全にケガなくやりましょう」
じゃ、「押し付けられ感」が満載になってしまう。
こういう資格の受講はただでさえ
「ノルマを果たす」講義が多くなりがちな中で、
私のような「ウケ狙いをしにくる」変わり者は少ないでしょうが、
『だからこそ価値があるかもしれない。』と思っている。(ないかもしれない)
とりあえず、5時間の講習だったが、よく喋った(笑)