ベランダに置いている水が凍った!
金魚飼育愛好家の私にとって休日の楽しみは金魚の水替えだったりする(寂しい?笑)
そのためにベランダに水を溜めておいているのだけど、凍ってしまった。
この凍った水をみて、
「久しぶりに凍った水をみたけども、子どもの時って、こうやって凍ることって、頻繁にあったような記憶があるな~」
なんて思ったのですけども。
今回は強烈に寒く感じたけども、
「やっぱり寒い日が減っているからビックリしたのかな~」なんて思った。
小学生低学年のころ、私は冬でも半袖短パンで通学していた記憶があるが、
特別に強かったとか根性があったわけではなく、
「え~、この寒いのにすごいね~」
なんて言われたものだから引っ込みがつかなくなっていただけのように思う。
ライバル的な存在(半袖短パンに関して)A君もいたりしたものだから、
「A君が止めたら、こっちも1日長くやってから止めよう」
と意識しているうちに、A君も続けるものだから、
けっこうな冬までやっていたように思う。
思えば、あれで少しは強くなったのかもしれないがどうなのだろうか。
そう思えばA君というライバルのおかげともいえなくもない。
半袖短パンといえば、エアガン(BB弾)が流行って、
小学生なりのサバゲ―(公園や森での撃ち合い)をやっていた時のこと。
そりゃいくらおもちゃの銃とはいえ、当たればそれなりに痛いエアガンの撃ち合いなのだから、最低でも長袖長ズボンに帽子は当たり前で、本来ならゴーグルもすべきゲームであるはずなのだが、そこに半袖短パンで来る猛者がいた。
そう、寒さに対しても張り合っていたA君であった。
このA君は「家が貧乏」というポーズをとっており、
私がシール目当てで買い漁ったビックリマンのお菓子も喜んで回収していた。
しかし、今になって思えば、
貧乏と言っている割には肌の血色が良く、
清潔感もあったので、
「あいつホントは金持ちだったんじゃないか?」という気もしなくない。
家庭のしつけとして経済観念がしっかりしていたのだと思う。
そのビンボースタイル戦法はサバゲ―でも活かされ、
自分で弾を買わず、拾った弾で単発勝負なのであった。
これが非常に強敵であった。
まず、半袖短パンに対して撃つのはさすがに気が引け、こちらの戦闘意欲が下がる。
その上、あちらはゲリラ戦法というか、
フットワークよく木陰から狙いすました一発がこれまた良く当たる。
ちなみに彼の使っていたのは一見武骨なドイツ軍の名機『ルガーP08』(のモデル)
であった。
こっちはスタイリッシュなコルトガバメントで
「とりあえずあの辺に撃っとけ!」とバカバカ撃っているのだが、
あっちはそれを拾って、一発づつ丁寧に撃ってくる。
「あっ!イテッ!やられた!」
と当てられたその弾を見てみると、
「チキショー、これ、さっき俺が撃った弾じゃね~か」
と知り、さらに腹が立つという・・・
ベランダで凍った水を見ながら、ふとA君のことを思い出したという話でした。
私は、その後、お年玉をはたいて「M16」を買ったんだったな~
彼のゲリラ戦法のイメージは私の人生に大きな示唆を与えてくれています。
「あ~こんなやり方があるんだな~」と。
大阪に来てやっていることだったりします。
大きな相手に勝つ方法(笑)