kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

開いてみれば

f:id:kokokaramakuru:20210523211815j:plain

専門学校での授業終えて車に戻ると出迎えてくれた猫ちゃん

 

なんだか車を動かすのが申し訳なくなってしまいました(笑)

 

先日、鍼灸師の専門学校に授業をしに行ったときのこと、受講してくれている学生さん(といってもアラフォー社会人の方)から、「先生ってパチンコやられるんですよね?」と問いかけられ、「いや~かつてはやっていたけど最近は・・・」などといいながらてっきりこの学生も大のパチンコ好きでその手の俗っぽい雑談かな~と思っていたら(もちろん大好物ですが)

「〇〇という台は僕がデザインしたんですよ」などと、自身が手掛けた台のカタログ一覧を見せてくれた。

 

「お~、この台は知ってるよそりゃ!すごいですね~」と私は興奮してしまった(笑)

 

台の盤面の絵柄です。(デジタルの部分ではありません)

 

この方はこの手の作品を書くデザイナーだそうで、デザイン系の大学を出たあとその路線で独立しているのだという。

 

「えっ、でもそういう学校でたら必ずその仕事になるってもんじゃないでしょ?」

と聞いたら「学年で一人か二人です、デザインで実際にやっているのは」という・・・

 

デザインした台を愛着もって遊んだりするのかと思いきや、

「いや~、逆に新規に導入するときにエラーがないかの確認試験のために駆り出されて延々と金も賭けずにやらされるので逆に嫌いになりますよ、出ても意味ないし (苦笑)」なんて言ってたっけ(笑)

 

なるほど~そうだろうな~、私もかつて、あんまりはまったので、スロット台をもらってきて自宅に置いたことがあったが、ま~つまんなかったです。なんて話で盛り上がった。

 

専門学校という世界は、学生さんの年齢層やらキャリアがバラバラなので面白い。

 

大人向けの話ができるのでとても面白い。

 

大人向け話とは何かといえば、「実際の話」をするということだと思っている。

「ド正論」なんてかまして悦に浸ったりしたら、

「あの~ガキに話をしてるんじゃないんだから」ってものだと思う。

 

じゃあ「悪い話」をするとかではなく、

「自分はこういう風に考えて、こういう作戦を考えて実行したらこういう結果になった。おそらく、これは皆さんの鍼灸師という仕事のこういうところに関連してくると思うのですけどどうでしょうか?」という風にプロセスを話したりしている。

 

基本的に、一度社会に出てから専門学校に来ている人は仕事を意識している人たちなので、私の話はけっこうおもしろがって聞いてくれる。

だって、私がやっていた有料運動教室」の作戦なんて商売に直結するメチャクチャ重要な話なんですもの。

まぁ、そりゃそうだろうなと思います。

 

さらに、私にしてみれば週に一度の外部講師なので、「私はこういう風に考えてやってますので参考になりそうでしたら使ってみてください」というスタンスで話をすることができる。

 

ホントは本職の大学の学生にじっくり語っていきたかったのだが、社会経験のない学生にはなかなか分かってもらえなかったですね。

 

何が分かってもらえないかというと、大志を抱いている学生ならばそうならないのだけど、普通サイズの学生だと「試験に出るのか出ないのか?」が重要な問題なのであって、私の考えなんて「それ試験に出ないんですよね?」ということで軽んじてしまうのである。まさに学生気分。

 

まぁ、国家試験合格率のことだけを考えれば、学生がそういうマインドになってくれたほうが助かるので、私は必要以上に誘うことはしない。(というか、「あんまりしないでね」という雰囲気がある。)

 

面白いのが、うちの大学を出て、この専門学校に通学している学生がいるのだけども(柔整を取得したあと鍼灸をとりにいく)、その学生は私の授業は大学で取得済みということで免除になっているため受講していない。

 

ところが、専門学校での同級生から「あの先生すごいな~、あんな先生に教わってたなんて羨ましい」などと言われているうちにんだか不安になってきたらしく、今になって熱心に私に教わりにくるようになった(笑)

 

まぁ、そういうことってありますよね(笑)

 

むしろありがたいか。

 

先日、NHKクローズアップ現代でやっていた。

「これからの働き方」というテーマの番組の中で大事なのは

「雑談によるコミュニケーションだ」ということで、

クリエイティブなアイディアを必要とされる大手企業があれやこれやと作戦を考えているのだそうだ。

 

これはいよいよ私の時代が来たか?(笑)

 

私、雑談しかしてない(笑)

 

雑談にはいろいろと深みがある。

ようやく、大学時代から多くの先生にご馳走になりつつ、

雑談相手をしてもらえた力を発揮できる時代が来たのだろうか?

 

今後は雑談力をテーマに書くネタもいいかもしれない。

 

「この人に話をしてみたい」と思われるにはどうするか。

 

色々あるような気がするけど、まずは「自分を開く」ことだと思う。

 

そう、私がパチンコやらギャンブルの話を授業中にしたから、

「あっ、この先生なら俺のデザインの話を面白く聞いてくれるんじゃないか?」と思ってくれたのだと思う。

 

オイオイ、授業中にギャンブルの話なんてしていていいのか?と思われますでしょうが、

「競輪選手って鍼灸治療を受けている人多いですよ、だから知識として存在を知っておくのも悪くないですよ。その手の話が好きな患者さんとのコミュニケーションにもなりますよ」

などといって、ここで話すべき正当な理由があるかのようにこじつける(笑)

 

なんて話で終わると怒られそうだけど、要は開いたときに相手の参考になるようなネタもなきゃそりゃダメですよね(笑)

 

いや~デザイナーに知り合いができたぜ~、

この人はいろいろな店舗やら内装やらのデザインもやっているそうで。どうせならこういうところでの知り合いに頼みたいですものね。

デザイナーなんて誰に頼んでいいやらわからないですもんね(汗)

 

 

雑談力=プロレス  

 

 

これはまたどこかで