kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

模索中の人たち

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3年前の写真です。

 

右の投手は現在では社会人野球で頑張っております。

 

今日の話題は真ん中のグレーの人

 

この人、名をマエヤマさんという。

私が大阪に来て最初に指導した世代の学生です。

 

最初は関西医療大学に来て柔道整復師を取得し、

その後で専門学校で理学療法士を取得。

それを活かして、日本でも有数の規模を誇る病院のICUに勤務。

 

それでもう十分に立派な人生なのに、なぜかいま、

山口県に教育実習に行っているというアタマの悪い人です(笑)

 

命の現場に身を置いて、様々な人の生死に触れるにつれて自分の生き様を考えた結果

 

「やっぱり一度の人生、やりたいことをやらねば」

 

と、野球の指導者を目指して教師を目指すという・・・・

 

結局そこかい(笑)

 

教育実習先で早くもバリバリで野球指導をしているという(笑)

お~いいぞ~ヤレヤレ~

 

・・・で、

そうなると私は彼にとってはけっこうな位置の人間になるそうで、学生よりも真剣に私の話相手になってくれる。

 

私にとっても、彼のようなパターンの指導者は見たことがないので、

果たしてどんな感じになるやら楽しみは尽きない。

 

「思い切っていけ、命までは取られん!」

なんて、アドバイスも、ホントに救急の現場に身を置いた人からのセリフならばまた深みが違うのではなかろうか?と思っている。

 

まぁ、そもそもスポーツ現場でのアクシデントへの対応力はピカイチだろうから、それこそ貴重な存在になるのだろうと思う。

 

このマエヤマさんとは別に、かつて私をよくサポートしてくれていた卒業生の中で

 

もう30前なのにスポーツ系の大学院に行きたい!などと言いだす大バカヤローまで出てきてしまった。(汗)

「自分の名前で人を指導することができるようになりたい」という欲求に勝てないのだという。

 

つくづく保護者さんに申し訳ない。

 

あなたもうちょっと人生プランというものを・・・・

 

というセリフを言う資格は私にはない。

 

泥沼へようこそ。

 

 

彼らだけに限らず、

 

大阪にきて初期の頃の卒業生が、新人期間を終えて「本人らしいあり方」をする時期に来ている。

 

割と予想通りというか、やっぱり学生時代の「素」みたいなものは、そのまま生き方に出てくるなと感じる。

 

みんなよく頑張っているな~と思うと同時に、「けっこう学生時代に無理させてたんだな~」なんて反省することもある。

 

私に会ったから何か変わったってこともあんまりなかったような(汗)

 

アタマの良いのは皆去っていった。そりゃそうだ

 

よし、アタマの悪い教え子のアタマの悪い見本になれるようにがんばるか。