約50名の参加者に講習
健康運動実践指導者という資格の講師を務めてくる
担当科目は「レジスタンス運動」
いわゆる『筋トレ』です。
主な受講者さんの顔ぶれを見ると、介護系の施設関連の人や、看護師さん、理学療法士さんや教員の方々までいる。
企業や役所関連の人も多いようでありました。
仕事につながるイメージが湧かない中で資格を取ろうとしている学生さんを相手にしているのと違って、こちらの方々は皆さん「遊びで来ているわけではない」ので、真剣というか、仕事に使う感がヒシヒシと伝わってくる。
私の場合は「実践派」なので、こういう相手に対しての話の方が得意だったりする。
あとは相手はすでにモチベーションはあるのでそれもありがたい。
プッシュアップ(腕立て伏せ)のバリエーションの紹介
木下くんには3年間やってもらいました。
大下くんは初めての参戦でした。
学生のうちに外部の空気に触れるのは貴重な経験と思ってやっていますが、木下くんはしっかりと自覚を持って3年間取り組んでくれました。技術もしっかりしていて助かりました。大下くんはお試しでしたが、一生懸命やってくれていたのでまずは一安心。
決まったテキストに沿って進めていますが、中に現場で使える小ネタを挟んでおります。
仕事で使うために来てますから。
どのあたりが喜ばれるかは、割と心得ております(笑)
「つま先より膝を出さないように」
というのはスクワットの定番のセオリーなのですが、それは結果的にそうなるようにやることが重要ということを知らないと、かえってできなくなるというパターンがありまして。
その場で修正してデキるようになった時には随分と喜ばれました。
こういうのは、ピッチャーを指導している時と共通のものがあります。
正しいフォームを説明するだけでなく、できていない人に適切なアドバイスをする面白さもあります。
こういう講習会をして終了後に質問に来てもらえたりすると嬉しいものですね。
こういう講習会に参加している女性の方は熱心な方が多いです。
中味は仕事上の話とはいえ、女性から寄って来られるのはちょっと嬉しいものです(笑)
「感動しました!」なんてことまで言ってくれる方まで・・・
ありがたい。
いくら仕事の話でも生理的に嫌がられていたら来ないハズだ!と自分に言い聞かせる。
こうして外部の講習会をして、『私の体験を熱心に聞いてくれる人もいる。』ということを自分への励ましとして、もうちょっと頑張ってみようと思うのでありました(汗)
それにしても動画を撮っておいて本当によかった。
最初の掴みで紹介しているから、食いつきがまるで違う。
「この人、理論だけじゃなくてやっている人だ」というのが伝わる。
大人ならそれで、聞いてくれる。
学生はそれとは違う判定基準(汗)