kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

やってるときはわからない?

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天王寺動物園のキリン(過去の写真です)

写真は内容とは関係ありません。

 

このコロナ禍でテレビ番組を録画してよく見ている。

 

NHKのBSあたりでは過去の大がかりなドキュメンタリーの再放送なんかがあったりして、見応え十分というか、こちらが観れるようになってきたというのが正解なのかもしれない。

それは、年齢というよりは、ちょうどコロナ禍から始めた習慣で高校講座を見ていて、いわゆる教科書的な流れを踏まえた上で、このドキュメンタリーを観るから理解の深さというか興味が変わったように思う。

 

それから8月といえば過去の戦争の検証ドキュメンタリーなんかも多かったりして、単に悲惨だったという話だけでなく、なぜそういう判断をしたのか?という検証番組は自分の生活にもハマる点が多々ある。

 

あと、これまでは白黒だった映像をカラーにしてみることによって、まるで受け取り方が変わる。これはすごい技術だと思う。

 

ちょうど過去の英雄を取り上げた番組を観た後で血が騒いでこれを書いている。

 

「あり?リンドバーグってこういう感じだったの?飛行機で飛んで終わりじゃないじゃん。」

とか、

「ドイツのロンメル将軍ってこういう感じなの?」と、こんな軽い感じで書いてはいけないのですけども、そのまま書くと、変な地雷を踏んでしまいそうなもので。

 

手塚治虫の漫画で「ヒトラー」を描いた漫画(アドルフに告ぐ)があってそれを読んでいたので、ヒトラーや、その他の登場人物の名前は知っているけども、漫画のキャラクターと映像では、それはもちろん迫力が違う。

 

つくづく思うのは、こういう番組になるような英雄と呼ばれる人はピークもすごいけど、最後も大変な人が多いというかなんというか・・・・

 

こっちから見れば英雄だけど、あっちから見れば・・・って書こうと思ったのですけど、英雄の反対ってなんですかね?(汗)

 

歴史的に観るとトンでもないことをした人というのはいますけど、言葉が難しいですけど、やはり一人でそんなデカイこともできないワケで、やはり人を惹きつけて巻き込むエネルギーというかパワーがあったのだろうと思います。

 

いま、日本の政治家にリーダーシップが無いとか言われて、現総理大臣もボロカスに言われていますけど、考えようによっては、

日本はそこまでのカリスマがいないことはむしろ幸せなのかもしれないなと。歴史的にみると、混乱の時代にカリスマって出てくるようですから。

 

さて、歴史を考えるときには、

「その当時の人の気持ちになって考えてみることが大事」だと言われます。

 

後から考えれば「なんてバカなことをしたんだ」と言われたり、それを聞いて勝手にバカにしたりしてしまうけども、じゃあ、その時の雰囲気とか、いきさつだとか、持っている戦力やら情報やらを想定した時に果たしてどうなのか?

特に戦争の話では「これは勝てないから」と言った人が弾圧された事例をみて、「専門家のいうことを聞かなかったからいけないんだ」などと分ったように考えてしまっているけどいいのかしら?

 

なんてことを思う。

 

 

戦争やら紛争も、「一気に短期決戦で決められる」と思って始めたけども、アテが外れて思ったより長引いてしまった。なんて事例はいくらでもあるんだなと。そんなことを知るのも歴史を学ぶ意義なのではないかと。

 

 

 

さて、このコロナ禍

 

始まったころは、「まぁ暖かくなるころには収まるでしょ」と思っていたものが、ズルズルと長引き、緊急事態宣言を出しては解除を繰り返しグダグダと続くこの状況。

良くなるどころか、ますます悪くなっているようで・・・

 

「今が底だと思っていたところが底ではなかった?」

 

・・・かどうかは誰もわからないわけで。

 

 

「あっちで盛り上がった」だの、「もう我慢できん」だのやっているけども、50年後くらいに検証したときに、「なぜあの時に、皆は協力しなかったの?」なんてバカにされていたりして・・・・

 

もちろん、「経済が~」とか「法律が~」とか「それぞれの立場が~」と理由はいくらでもありますけども、その気持ちで先の戦争の理由も考えてみれば、

 

「あ~当時だって、それぞれの立場で懸命に考えてやっていたことなんだろうな~」と思ってみるのも大切なことではないかと。当時の切迫感はいまのとは比較にならないのではないかと。

 

過去が正しいと言いたいのではなく、その当時の人の気持ちになってみて対策を考えないと、本当の対策案にはならないのではないかと・・・

 

「人のフリ見て、我がフリなおせ」

 

って、格言あるけど、それだって人のフリをみてその人の気持ちになってみなけりゃ我がフリも直らないんじゃないのと・・・

 

今は、異質な人とは関わらないって、分断の方向に走ってますけど・・・

 

「歴史の中にいるってこういうことなんだな~」なんて思いながら過ごしている今日この頃です。

 

今はちゃんと専門家もいますし、これだけ情報もあるわけで・・・

 

素人が専門家をナメて行動している結果がどう出るか・・・

 

専門家が警鐘を鳴らしたけど止められなかった事例があると歴史では学んだのだけど果たして・・・

 

 

すいません、ドキュメンタリーみて興奮してガラにもないこと書いてしまいました(汗)

 

夜中に書いた文章はあぶない?