卒業生で鍼灸師をやりながらスポーツトレーナーをしているハズの川崎さんから、こんな写真が送られてきた。
今度はカツオか!(笑)
和歌山まで足を延ばして釣ってきた模様。
この川崎さん、仕事前なのか、間なのか後なのか、隙間を見つけてさっといき、サッと釣って帰ってきて、また仕事をするという素晴らしいフットワーク。
確か、釣りを始めてまだ1年くらいなハズだけども、もうカツオ。
釣りは一見、気の長い人が向いているとおもわれがちだけど、実は「気の短い人」のほうがうまくなるといわれている。
こまめに餌や仕掛けをチェックしたり、移動することを厭わない精神が重要と言われている。
鍼灸師と釣り師の二刀流・・・
一日で、遊びと仕事の二刀流 いいですね~(笑)
・・と強引な前置きにして、大谷選手の二刀流についてふと思ったことをツラツラと
ちょうど記者会見のニュースをやっていた。
「質問がくだらない、レベルが低い」などのネットニュース上での批判も多かったようだけど、以前も書いたことあるけど、「じゃあ何を訊けばよかったのか?」って意外にというか、かなり難しかったように思う。
素晴らしい業績の人にインタビューするのは難しいように思う。
逆に悪いことをした人に質問するのは簡単だ(笑)
「なんであんなことやったんだ?動機は?理由は?いきさつは?方法は?」
いくらでも出る、しかも具体的に。
相手は悪いことをした手前、答えなければならない雰囲気。
その上、たいていは「そんなの言い訳だ!」と断罪される。
「アンタが訊いてきたから答えたんでしょうが!」と言い返せる状況にない(笑)
さて大谷選手がやってのけた『二刀流』
今後、後に続く選手が出るのか出ないのか、ハードルは上がったのか下がったのか・・・
二刀流の条件として身体能力の面であれやこれや言われるけども、
今回、「大谷選手だからこそできた」の『だからこそ』の部分は身体能力ではなくあのキャラクターも重要だったように思う。
許されるというか受け入れられるというか・・・
可愛らしい顔に加えて、外から見える性格も超重要ではないかと。
(真の内面などというのはもちろん不明)
私自身の感覚として二刀流に関して思うのは、あえて極端にいえば
「人として、そんなことやっていいわけ?」というものだ。
『先発型本格派投手』と『ホームランバッター』って
野球の一番の花形というか、美味しいところじゃないですか。
それを両方一人占めするって、チームスポーツとしてどうなんだろうか?という思いがある。
しかもどっちも、やりっぱなしの行為である。『打ちっぱなし』『投げっぱなし』
『おい、球拾いしろ!』と、ブルペン捕手だった私は言いたくなる。
というわけで、二刀流の大きな条件は身体能力だけではなく、それを許されるというか、
「あなたのそんな喜んでいる姿を多く見ているのが嬉しいよ」と思われるような魅力を持っていることも重要なのではないだろうか。プレー以外のところで、献身的な姿勢があるとか・・・
これが、普段わがままで気分屋でチームの輪を乱すようなキャラクターの選手だったらちょっと扱いにくいかもしれない。
まぁ、それでもプロ野球ならいいけども、学校の野球だったら、教育的配慮が必要になってくるのではないかな?
なんてなことも思う。
でも、二刀流というか、「一つだけでなく」というのは、仕事などでは当然の話なので、なにも「投手と打者」というだけではない組み合わせの二刀流は今後面白い発展をするかもしれない。
あと、自分の楽しいのをやったら『もう一つは人の嫌がるものをやる』という二刀流を意識しながら生活できる人はうまくやっているんでないかな~なんてことを思ったりしました。
自分の好きなものだけの二刀流はどうなのよ?なんて(笑)
なんとなく、自分のやっていたチームのメンバーを思い出して、
「あの人の二刀流とかやだな~」なんて妄想をしていたら面白くなって書いてみました。
二刀流って色々なところで面白く使われる言葉になりそうですね(笑)