11月21日(日)
この日は、先週から「どう過ごすべきか?」と散々悩んだ一日であった。
というのは、香川県にて「日本オランダ獅子頭品評会」が行われるので、そちらの魅力も捨てがたく・・・
一方、我がホームタウンの岸和田市のマニア向け金魚屋主催の「ジャンボオランダ獅子頭品評会」もあり、こちらは私は正会員でもあるので義理人情でいえばこちらに顔を出すのがスジと言えなくもなく・・・
さらに和歌山の金魚屋に、いい魚が入荷されているという情報もあり・・・
それも捨てがたく・・・(でもそれは別日でもいいわけで)
香川に行くならば片道3時間プラス高速料金往復1万5千円に、このガソリン高値の時代のガソリン代と・・・さらに、間違いなく分譲魚を購入することが予想され(おそらく2~3万/1匹)これは危険な遠征となる・・・
よ~し、目覚ましをセットせずに寝て、起きた時間で決断しよう、早く目覚めれば香川、遅くなったら地元と・・・・
そういうこと言ってると・・・ホレ、やっぱり目が覚めた(笑)
う~ん、どうしよう~
・・・と、思っていたところに、釣りの合間にスポーツの面倒もみているという川崎さんからTELをいただき、事情を話すと、どうやら香川まで向かう経路の中で、途中の大阪都市部で大がかりな工事があり大渋滞なりが予想されるとのこと・・・
「いかない理由」を探していた私にとってはありがたい情報。
というワケで、地元を選択。
ずらりと並ぶ入賞魚。
以下は、この時の魚の写真を並べたブログですのでよかったら。
ちなみに私は、会員でもあり、当該種目の魚種(特定系統のジャンボオランダ獅子頭)を飼育していて、出場権利はあるっちゃあるのだけど、レベルがもう・・・・
高校野球に例えていうなら、この写真に並ぶような方々は甲子園常連私学クラス、一方の私は人数集めに苦労するレベルのチームクラスであります。
キレイな鹿の子柄
これで当歳魚(今年3月生まれ)とは驚きで、どうやったらこうなるのか?と、飼育者に質問してみると、「これはとても叶わない」という状況であった。
まずは、水替えはエブリデイ(毎日)とのこと。
しかも水量は「1トンはないんじゃないですかね~」と、サラッと(汗)
2mの容器だそうで・・・
エサは何回くらい?と尋ねると・・・・
「う~ん、フードタイマーを使いながらですけど10回以上は・・・」
との、お答え’(汗)
そりゃ毎日水替えせにゃいけませんわね・・・・
随分と赤の発色がキレイですけども餌ですか?との、質問には、
「う~ん、一応色揚げも入れているけど、日当たりが悪い場所だからLEDライトで就寝前まで照らしているのが効いているのかな~?」とのお答え・・・
う~ん、気合いと設備が違う・・・
それでも、この春先に大きくなったサカナを大量に死なせてしまった時には、さすがに「もう止めようか」と思ったという・・・(私ならやめてると思う)
これまた見事な・・・
審査員の方に「俺の魚は何がダメだったんだ?」と質問している人がいてその話を横で聞く(こういうの楽しい)
私にしてみりゃどれも立派に見えるのだけども、どこで順位をつけるのやらと・・・
尾ひれの左右の対称など、「ほ~、そこを見ますか~言われてみれば」という話が沢山きけて面白い。
勝とうと思ったら、自分の好きなサカナではなく、
審査員の傾向を調べてその審査員が好むサカナを出すことが重要。
そこまでやる人はやるという。
そういう勝負の話は聞いていて楽しい。
とはいえ、
「そこまでやってられるか」と思われる方、健全です(笑)
色々と聴いていて、「ほえ~!」と驚いたのは、
「サカナは泳いでナンボ、審査の容器の中で
固まってジッとしているサカナは減点対象」とのこと・・・・
「え~!そんなの鍛えようがあるんですか?」
と驚いた。まぁ、人間でも本番になると固くなってしまうタイプと、ノビノビ自由に動いてチカラを発揮するタイプがいるが、サカナにそんなのどうやって・・・
社交的なサカナにするような育て方があんのかな?
沢山のサカナと一緒に飼うとか、色々な容器をタライ回しにして慣れさすとかすんのかな・・・
品評会にいるオジサンは一見、コワモテな人も多いが私は競輪場で慣れている(笑)
こういうオジサンは、話すと意外に優しい人が多い。
金魚を前にしてタバコを一服する姿は実にうまそうだ(笑)
楽しい1日・・・の終わりにはせず、このあと私は和歌山へと走るのであった(笑)
3択課題のうちの2択を達成したという・・・(笑)