さて問題、上は何を集計したものでしょう?(笑)
①18
②17
③11
④18
⑤13
⑥19
⑦16
⑧18
⑨12
除外1
全部で合計143です。(この数字でピンと来ますでしょうか)
こんな風に手作業してました。(学生と一緒にやればよかったと途中で思った)
ふと、
「プロ野球の試合の中で、勝敗を決める重要な得点は何回に入ることが多いのだろうか?」ということを思い、ちょっと数えてみようと思ったわけであります。
やったことは、
『試合を決める点数が入ったのは何回だったか?』というのを数えた」ということです。
試合を決めた点数の定義ですけども、色々な切り口はあるのですけども、とりあえずここでは、例えば9-7の試合だった場合に、「8点目は何回だったか?」という数え方です。
最終スコアのリードした点数の入ったイニングを集計してみました。
ですから例えば序盤に10-0でリードしていて、最終的に10-8だった場合には9点目のイニングを集計しています。
この場合は「結果的にあの追加点が大事だった」というパターンです。
もちろん、
「最初の点数が価値がある」「リードして進む試合と、劣勢での試合は違う」
など考えたい視点によって切り口はさまざまだと思いますが、とりあえずこれで。
というわけでもう一度掲載
(0-0のスコアレスドローは除外 1試合)
こうしてみると、
1番多いのが
六回で19試合
2番目に多いのが
初回、四回、八回 の18試合となりました。
3番目に
二回の17試合
反対に少ないのは
三回で11試合
九回の12試合
五回の13試合
でした
ラッキーセブンと言われる七回は6番目ということで、当たるも八卦当たらぬも八卦といったところでしょうか(笑)
・・・で、『だからなんなんだ?』
・・・って、話なのですけども、
こういうものから「俺はこう思う」「だからこうじゃないか?」などというような会話が楽しいというもので(笑)
それがホントに正解か?などというのは案外どうでもいいことで、論理ゲームといいますか?
皆さんはいかが?
「けっこう初回の点数で決まっていることって多いんだな」
「九回は印象に残っているけど、案外少ないんだな」
「六回って、実は意味が大きいイニングなんだな」
「六回に取っておいた追加点があとで効いたこと多いな」
「六回といえば、ちょうど投手が100球あたりのところで、最近よく議論になる球数だな、ひょっとして100球で交代は肩や体力の問題だけではなく野球というゲームの構造上、交代する作戦が有効なのかな?」
「四回といえば、ちょうど打者1巡のところだな、逆に三回は下位打線?もしくは投手の調子が一番あがる時か?」
「五回は、投手が勝ち投手がかかっていて気合が入るのかなその分6回は抜けるのか?」
「九回より八回にヒトヤマくることが多いんだな」
「六回、八回はけっこう難しいというか、実は野球の攻防の面白い回はそこなのかな?」
なんてなことで、語りだしたらもう大変でありますが、実に楽しい時間になるのではないでしょうか(笑)
何か、他に考えつくところがありましたらコメントいただけると嬉しいです。
ちなみにこれは今年(2021年)の阪神の場合ですので、他のチームでやったら、また全然違うかもしれません。
好きなチームでやってみてはいかがでしょうか?
序盤に偏っているチームなどあるかもしれません。
集計方法によっても大きく変わるのがこういう分析ですので、自分なりの切り口でやるのもまた面白いということで。
小一時間の作業でありました。
今度、学生が来たら違うチームのもやってみますかね(笑)
面白いのは三回五回九回は少なかったですが、あとは割とバランスよく分かれたなと。