kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

べんきょうは論理的に

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コンビニで買ったラムネ

 

こんな文字がついていたら、なんだか効き目がありそうなラムネに思えてくる。

 

しかし、「全集中」とはなかなか面白い言葉だ、なんだかチカラが出そう。

 

今の時期、試験監督をすることが多い。

 

先日、おこなわれた全国共通テストにしてもそうだったけども、受験生の真剣に臨む姿勢を見ていると、「ハテ?ワタシはこんなに集中して勉強していたことがあったであろうか?」などと思えてくる。

 

ちなみにワタシは両親から「お前はいつ勉強してるんだ?」と不思議がられたクチでありました。

 

まぁ、成績は平均すると5段階で4といったところで威張れるものでもないけども、「とにかく野球やっとけば人生は開けるんだ!」というタイプの野球部に居たわりには健闘していたほうではないかと(笑)

 

ワタシの勉強法は・・・などと意識したことはないのですけども、

今思えば誰かに喋る」ことだったり「先生の話を自分に向けて話してくれているかのように聞く」ということだったのかなと・・・

 

ワタシの場合、授業を担当してくれた先生が作成するタイプのテスト「なんとかすることができた」クチでありました。

逆に、外部の試験を受けたりすると全く手が出ないというか、

誰が作ったのか体温を感じないテストにはからっきしでありました。

 

それは、先生の顔を見ながら授業を受けていると、話に合わせて頷いたりするのですけども、そうしていると先生もワタシに向けて話をしてくれるようになってきます。ついでにけっこう質問もするほうだったので、その会話をよく覚えていたというか・・・

 

先生の話し方や、チカラの込め方を感じているうちに、「おっ、ここ出るな」というのがわかってきます。

 

などと書くとセンスみたいに聞こえるかもしれませんが、

そんなカッコいいのではなく

「ここ大事!」とか、もっと露骨に「ココが出る」って言ってるじゃないのと(笑)

 

あと、ワタシは字が汚くノートも雑なのですけども、だから平気で強調してデカく書けたりするという利点もあったような(笑)

 

たまに、ノートはキレイなのに点数はあんまり・・・という同級生がいたのですけど、あれってキレイに書く方に意識が行っていて、あんまり話を聞いていなかったんじゃ・・・

 

最近、読んだ本に

「論理的に考えることは記憶術なんだ」

というのがあり腑に落ちた。

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論理的な人は沢山の知識を持っているように思うけども、論理的だから沢山の知識を持つことができる

 

人に説明したり、質問したりすることは論理的な組み立てがあると、よりスムーズだ。

 

人に説明するようにつながりで覚えた方が記憶になりやすいようだ。

『人に教える』のは、勉強方法として有効といわれるのにもつながるのかもしれない。

 

学生なんかに聞くと、「論理」と「理論」がごっちゃになっていることが多い。

 

論理って別に正しいわけじゃない、ただの『組み立て(つながり)』だとワタシは思っている。

野球人には「配球」なんて言ってみたりする。

 

論理的に話をしている人を「正しい」と思っていると「あれ?」ってなることは当然多い。

 

「こうなれば、こうなって、ああなって、こうなる」みたいなことだけども・・・

 

ワタシが、「あ~論理的ってこういうことか!」実体験したのは

20年前の平塚競輪場でのことであった。

 

最近は居なくなったが競輪場には「予想屋さん」なる人がいて、いかにも当たりそうな口上を聴きながら納得できたらそっと100円を渡すとそっと予想を書いた紙をくれるという。

それを正月のおみくじを開くような形で開封すると予想が書いてあるという流れでありました。

 

それを信じて購入・・・結果

 

大ハズレ!

 

『なんだよ~』と思いながら再びその予想屋のもとに行くワタシ。

 

「さ~、さっきのハズレをなんて言ってくるのだろうか?」

と、意地悪な期待で近寄っていくとその予想屋さん、ワタシがさっき予想を買った客だとわかっているので少しはバツが悪いみたいになるのかな?と思いきや、

 

「あいつ(選手の名前)バカだな~、あそこで行っておけば決まりだったのにな~」

 

などと、自分の予想ではなく、選手が悪いという。

 

こっちもまだウブな20代だから「それも込みで予想してくれてんじゃね~のかよ~」などと思いながらもその話に「あ~そうなのか~じゃあ仕方ないか~」などと思いつつ、

「まぁ兄ちゃん、次のこいつ(選手の名前)は、さっきのアイツと違って頭がいいから狙ってみ」などといわれ、「お~そうなのか」とまた100円払うという・・・(笑)

 

そもそもなんで100円払ったかといえば、その説明が論理的で納得がいったからである。

 

なるほど、

論理的な説明と正解(当たり)はまた違う話なんだなと・・・身を持って知る。

 

ちなみに論理的に金をだまし取るのを『詐欺』

論理無視で金を奪い取るのを『強盗』

 

なんて整理はあってんのかな?(笑)

 

金儲け系の詐欺って、手口がバレた後だと「なんでこんなのに」と思うけど、その時には魅力的なんでしょうね・・・

 

 

ちなみに、予想屋で2回目に購入した結果

 

今度は的中!

これがあるから困っちゃうんだよな・・・

 

ご祝儀で千円渡しました。

 

20年前に「論理とは?」を学んだ思い出です。

 

気楽に試験監督の話を書き始めたらつながって思い出してしまいました。

 

 

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写真は岸和田競輪の予想屋さん(2017年)

 

おまけ

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まだ立派になる前のニイさん(現阪神トレーナー)

ちゃんと論理的なスジ車券を買う人間性でした。

だから、現在は立派になったのだと思います。

 

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論理を無視した私はBOX買いで悲惨の一途でありました。