kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

やり方が古い

和歌山県串本町の海岸にて。

 

冬の海もキレイです。

 

とりあえず年内の授業を無事に終えた。

体育教師のはしくれとしては、小さいケガはあったけども、命に関わるような事故が無くてなにより。

 

あとはコロナのクラスターなんぞ起こさなくてヨカッタ。

それにしても、今の学生さんは体育の授業でもマスクを外したがらない。

 

ワタシが率先して外している状況(笑)

一応は、「もうマスクは外していいんだぞ」とワタシが率先しているという形ではあるが、それでクラスターなんぞ起こしたらまた色々言われるところであるけども。

 

この「色々言われるから」という感覚。

 

怖がる人が多いけど、みんなあんまり怒られてないのかな。

というかワタシが感覚がおかしいのかな?

 

色々言われるにしたって内容によるでしょうにと思う。

 

後期になって、弟子入りしていた学生に注意というほどでもないけども、緩みが見られるというか目標を見失っているように思われたので、

「今の君らにこちらから教えられることはないので、自分で質問があるときにおいで」と言ったらピッタリと来なくなってしまった。

 

う~ん、やり方が古かったかな。

 

こんなもん、迷うことなく強引にでも質問をこしらえて突撃するもんだと思っていたけども、こりゃ大変だな。

一応は成績は取っている学生さんで、これまで散々可愛がられているわけで、それに慣れきっているフシが見られたので、さすがにそのまま可愛がるだけじゃなんのチカラも付かんぞと指摘したのだけども、結果として失敗のようだ。

 

これまでの付き合いからして、「そんなこと言いたいわけないじゃない」という想像って難しいものかもしれませんね。

まぁ、その辺でこだわってしまうのもカワイイ学生なんですけども。

 

それにしてもワタシの中学の監督はホントによくいじめてくれた。

体罰的なものは標準的のちょい上くらいの程度でしょうが、精神的なプレッシャーをよくかけてくれる人でありました。

「チームの責任をどうとるんだ?」みたいなやつですね。

これがまたキツイもんで。

 

「色々いう」のキツイ版ですね。

すぐ「やめろ」だの「もう来るな」だの言われたもんで、

『じゃあ行かねえ』と言えればいいんでしょうが、

「これで行かなかったら先生の顔を潰しちゃうしな~」

なんて気遣いしちゃうもので、胃が痛くなるんですよね。

 

あ~自分の気持ちに正直に行動すれば・・・・

 

なんて青臭いことを考えますが、

『自分の気持ちはとりあえずどこかに捨てる』に慣れ過ぎてしまったせいか、それがデキなかったですね。

 

まぁその、良く言えば相手を慮るということですけど、そういう関係ってやっぱダメですね。

この能力は仕事上ではかなり役立ちますけども、対等な人間関係を築くことはできないですね。

 

そう考えてみると、今回の学生さんが来なくなったのも、健全な行動ということでいいか。

 

「そんなすぐに折れるようじゃ、世の中やっていけんぞ」

なんて勇ましいことを言う気が起きるほど自分がちゃんとした人生になっていないので、そこもまた頼りがいがないんだろうな~なんて思う。

 

ところで、

 

サッカーもようやく終わり、見事なまでの「手の平返し」が発揮されていました。

 

しかも「手の平返し」を平然とみんなが笑っているというこの感覚・・・・

 

みんな怖くね~のかな。

 

何回やってんだこういうの。

 

「手の平返し」って本来はもっと恥ずべき行為だと思うけども。

もちろん、思っていたり信じていたことが外れることはいくらでもある。

 

だから、そういうことがあるのを踏まえた上での態度が大事だったんじゃないのかな。

 

なんて言ってっと、「変化したものが生き残ってきた」などという格言もあったりするから悩ましい。

 

そういや、終戦を経験した人の話なんぞを聞くと、見事なまでの「手の平返し」があったという話が沢山あるもんな。

 

歴史物語なんかだと手の平返したほうが生き残っていて、

忠義を尽くした方は大抵、切腹するハメになってるからな・・・トホホ

 

そう考えっと、今回の学生も「よき変化」と受け止めよう。

 

とりあえず、教員として(人として?)自信が無いおかげで、ムリな指導をしなくなってきたのは成長なのか退化なのか・・・

 

こっちでは喜ばれております(笑)

 

立派な大根もらったぞ。

葉っぱが美味しいというからとりあえず味噌汁に入れてみた。

確かにおいしかった。

 

喜ばれているうちがハナですかね。