昨年12月の写真です。
ワタシが勤務している関西医療大学の学生が、健康運動実践指導者という資格取得を目指して受験するときに応援に行ったときの写真です。
この時の結果は3月に出る予定。
どうなりますやら。
・・・で、この資格は認定校とされる大学や専門学校で学んで受験することもできますし、社会人になってから講習会を受験して取得することもできます。
ワタシはその養成講習会の講師もさせてもらってます。
以下は、その様子。
こういう講習会では、テキストがあってそれを基本にして講習会をします。
先日、そのテキストをそろそろ見直した方がいいんじゃないかという動きがあるらしく、「へ~そうなんだ」と他人事のように聞いていたのだけども、その活動の一環として、「じゃあ、何をどうするか?」と検討するための参考意見を集めるミーティングのメンバーの一員として参加してくれと要請を受けた。
「え~俺が?」と思いながらも、呼ばれるのは悪い気はしないので、
嬉しい気持ちが顔に出ないように渋い顔を作って参加する。(笑)
お~なんだかいわゆるひとつの有識者会議みたいじゃないか!(笑)
と、ワクワクするも、「ちゃんとした話できるかな?」とドキドキしてしまい、実は前日ほとんど寝つけず、目にクマが出来ている状態。
視力は1.5だけど、PC用のメガネをかけて賢そうな顔を装いエナジードリンクを飲んで臨む。
会議はZOOMを使ったオンライン形式でありました。
参加している方は私を含めて10名、事務局の人やら、TVに出ていた有名な先生まで出席されていて「お~有識者っぽい、おい誰か、この画面を写真にとってくれ~」という気持ちでありました。
いま、ワタシのところに来ているデシのハタダ君はこういうのが大好物なので、こんなことならそばに置いておけばと思ったりもしましたが、考えてみればワタシの稚拙な発言で悲しくさせてしまう恐れもある。まずは集中せねば。
そんなこんなはさておき、
「そもそもいったい何を聞かれるのやら?」
「どうやって発言するんだ?討論番組みたいにグイグイいかなければいけないのか?」
「発言できそうなのだけちょいちょい口出しすればいいのか?」などと思っていたら、事前にもっと大きなカテゴリーの会議があって提案が出た議題7~8つあり、それについて、
「現場で指導している立場としてどう思います?」
という形式で、ひとつの議題に対して〇○先生はどうですか?
と、司会者が順番に尋ねていくスタイルでありました。
ちなみにそのお題は事前にメールで送られてきていました。
なるほど、「こうやって有識者会議は開かれているのか~」と、とても勉強になりましたし、こうやって会議をすりゃいいんだなと、参考になりました。
声のデカい人が主導権みたいな会議してたらダメですもんね。
事前にお題はあったといえ、せっかく指名してくれたからにはそれぞれのお題に対してなにかやっぱり有益なことを言わねばという気持ちもあり、とはいえ「バカがばれるのも恥ずかしい」
などと考えたからどんどん眠れなくなった(笑)
まぁ、この手のプレッシャーの時にワタシはこう考える
そもそもワタシはなんの立場だと認識されてこの会に呼ばれているのか?
それは「この資格取得を目指している学生を指導している教員」であること、それとこれはワタシの推察だけれども、ワタシのやっている運動教室の部分も多分にあったろうと。
それは養成講習会で、テキスト以外の話題として、その活動を紹介しているし、その講習会の世話人がワタシに声をかけているのだから、そのまんまだろうと(笑)
というわけで、相手の見えているワタシの立場を想像し、その立場で素直に感じていることを話すことが大事なんだなと。
だから、「こんな言い方は幼稚なんじゃないか?レベルが低いと思われるんじゃないか?」などという不安はあるにはあるのだけど、
「実際にやってて思ったんだからしょうがねえだろ、そっちが指名してきたんでしょうが」と開き直ることにしている。
・・・で、だいたい外したことはない。(はず・・・自信ないけど)
だから、例えば応急救護のページで何をとりあげたらいいか?というお題があったのだけど、
「実際にワタシが高齢者に野球をやらせて転倒させたことがあるので、転倒や脳震盪の内容があるとありがたいです」
という意見を言ったらけっこうそれらしいヤリトリになった。
考えたら高齢者に野球やらせてどうなのよ?とツッコまれそうだけど、そこは大丈夫でありました(笑)
あとは、「あんまり内容が複雑になると学生指導が大変というホンネもあります」という話もしたけど、実際にうちの学生に勉強させる負担がな~と顔が浮かぶからシミジミと言えました(笑)
「自分はどの立場なのか?」
「意見を出さねばいけないけども、ナニを言えばいいのかワカラナイ」そんなことで悩んだ時にはそこから始めてみてます。
そもそもワタシはテキストに文句をいう気持ちはサラサラなかったので、なおさらこんな整理が大事でした。
あ~無事に終わってよかった(笑)
実は先月から悩んでいた案件でした。