スーパーで半額シールに誘われて刺身を買う。
お~ブリか、いいじゃない。
と思って良く見ると
ブリヒラ?
近大生まれのハイブリッド?
ブリはワカルが、ヒラってヒラマサ?
ヒラマサと言えば釣り番組的には人気魚種なのでよく知っているが、
食べる方ではわざわざ混ぜるほど人気あったっけな?
たしか、ヒキが強いから人気あるけど食べるほうでは、身が硬いとかさっぱりしすぎてるとかだったような。
そもそも、ブリとヒラマサの違いも雰囲気でしかわからず、(顔が長くてスリムなのがヒラマサかな?くらいの認識)どこがどうならというのはあまりわからなかったので、これを機に調べてみる。(といってもネットだけど)
ちゃんとあった(笑)
これってけっこう最近の話だったんだな。
なるほど、ブリはうまいが柔らかく血合いが多くて夏は変色しやすいのに対して、ヒラマサのしっかりとした歯ごたえのある身の特色を織り交ぜてできたのが「ブリヒラ」であるという。
語呂的には「ヒラブリ」のほうが居そうだけどあくまで「ブリ」なのですという意味なのかな?
それとも、例えばスズキという魚には親戚スジで人気の「ヒラスズキ」というのもいるけど、『そこでいうスズキの感覚とは違うんです』ということかな。
伝わりにくいので、『アジ』で言えばいいのか。
アジにも色々あって「マアジ」「シマアジ」「ムロアジ」などなど、アジという基盤があって上にちょっとつけるという感じのことを指してます。
あくまで、対等の立場の合わせであるということを強調するための「ブリヒラ」の順なのかな。
なんてなことを妄想してみる。(ちゃんと調べりゃどっかにあるかもしれませんが空想ですので)
ヒラマサの長所は弾力のあるコリコリとした食感だそうだが、硬くてうまみが無いと言わないところが大事なところ。
物事っていいようですね~(笑)
それにしても、そんなに食べる人にとって都合よくいくのはスゴイな~と。
実際に食べてみると確かにおいしかったです。
特に『ブリと違って時間が経っても変色せずに身が持つ』という持ち味は、
この半額シール品になってこそ真価を発揮するものでありまして、まさにワタシ向きでありました(笑)
こういうハイブリッドの発想があると無いとではアイディアの幅が変わってくるように思います。
『あの人の持ち味とこの人の持ち味を合わせて結果としていいものを作る』
という面白がり方ができるような職場になると面白いのだろうなと。
ワタシは割とそういうのを考えるのが好きなタイプで、
「こっちだとダメだけど、こっちなら生きる」とか、
「一人じゃだめだけど、あの人と組めば3倍以上のチカラを発揮する」とか色々あるじゃないですか。(シングルマッチだと弱いけどタッグマッチだと強いとか)
例えば、人から嫌われている人って、逆にいえば何かしらのエネルギーがあったりするので、それを活かすマネージャーに会えるかって大きいですよね。
この辺は、ひょっとしたらキャッチャー気質なのかもしれません。
「俺がやりゃ活かせる、いや活かしてみたい」みたいな楽しみが強いもんで。
個人が壁を作っている時代だからこそ、そういう繋がりを作るアイディアの価値が上がっているのではないかと信じてやってみているのですけど、どうなりますやら。
一人で、自己責任だとかでリキんでやるとどうしても欠点で躓いて頓挫するじゃないですか。長所がある人は、大きな短所もあるのが常なので、そこはそこが長所な人が補いあって、両方で感謝しながらやれる関係があったら最高ですよね。
野球なんかだとそういうチームは強いですね。いわゆるチームワークですけど。
ハイブリットが能力高いっていう時代にはもうとっくになっているのだなと。
ワタシは職場のほうで、なぜか職場環境を考えるSD委員なるものになっているので、理事長にその話でもしてみっかな。
『ブリとヒラマサを掛け合わせる時代になっているんですよ』と。
いや~、こういう研究もやってみたかったな~
と思ったりするのですが、ワタシの場合はサカナを締めるのが苦手なもので、やっぱり無理だなと毎回思うのでありました。(汗)