グローブとオイル
体育の備品の手入れをしてました。久しぶりにグローブの手入れをしていると野球少年だった頃を思い出します。
いや~それにしても、WBC準決勝すごいな~
メキシコの選手もすんごい腕してましたし。
1番打者の「腕組みするキメポーズ」も、楽しそうでいいな~と
3点取られて、こっちが点数が入らない時には「ありゃ~ここまでか」などと思ってしまいましたが、吉田選手の芸術的な打撃はすごかった。
というか、あれをキレないように手首を返さずにあそこまで飛ばすのを見たときに思い出したことがありました。
もう20年以上前になりますが、シカゴカブスにサミーソーサという超ホームラン打者がいまして、知っている人はもう40代以上と思いますが、日本に来たことがあります。
その時の試合をワタシは球場で観ておりました。
当然、打撃練習から乗り込んで行ったのですが、その時にマークグレースという左打者がまさに「手首を返さない打ち方」でポンポンとスタンドに放り込んでおりました。
吉田選手も相当にやってくれるのではないでしょうか。
それにしても、「点を取った後が大事」という野球の格言通りの試合で、すぐに点を取り返されて、「あれ~さっきまで喜んでいた余韻も冷めぬうちに~」という展開。
8回のチャンスで山川選手の1点差に迫る犠牲フライは何気に大きかったと思います。
それにしても、大谷選手は「出塁用の打撃」と「ホームラン用の打撃」を分けているんですね。
ここは出塁とアッサリとコンパクトにミートして2塁打って、そんなことできるんですね。そしてあのパフォーマンス。う~ん、映画のスターみたい。
また吉田選手もつないで、最後は村上選手。
やっぱりあそこで任せるのが栗山監督のスゴイところ。
なんだか単に勝った~というだけじゃない泣ける試合でした。
佐々木投手から始まって、皆が必死になってやっている。
高校野球好きの感覚のハイグレード版という感じで。
これぞ精神論野球じゃないのと思いました。
この雰囲気を作りたいと思っても一朝一夕で出来ませんものね。
やはりこれまでの栗山監督のストーリーが全てつながってますものね。
今の選手の野球ってすごいな~
能書き言ってないで、素朴に小学生時代の感覚でもう一度野球を味わえばいいんじゃないかと思わせてもらえました。
なんかもう、自分のやっていたのはなんだったんだと、いい意味でいろいろ諦めることができました(笑)
並行してやっている高校野球もレベルが高い。