いかにも強そうな大阪府警の中でもさらに強そうな「岸和田けいさつ署」に出頭してきました。
いや~、いかつい感じの人が沢山・・・
上階からは剣道なのか柔道なのかの稽古の声が・・・
いったいなにをやらかしたのか・・・
免許の更新でありました。
やりました、2期連続で優良運転者達成であります。
いわゆるゴールド免許でございます。
職場で私より上位の先生が違反者講習を受けている中で、30分の講習で済むという優越感(笑)
こんなことを調子に乗って書いたとたんに事故したりしたら目も当てられませんが、まぁ逆に引き締めるということで。
警察署なんて入る機会は少ないに越したことはありませんが、たまに警察署に入ると普段は触れないような人たちに出会うものであります。
私なんて普通の人にもへコヘコしてしまうのに、警察署なんて行ったらそこにビビッてさらにへコヘコしてしまいますが、中には慣れた感じで堂々としている人もいて、変な感心をしてしまったりします。
ヤンキー風やらいかつい感じの客(でいいのか?)に対しても警察の方は慣れた感じで「ハイハイ、そんじゃそこの書類に記入したらここのボックスに出しておいてください」などと軽く扱っている。
この辺は私の教員としてのふるまいの参考にさせてもらおうと観察させてもらう。
書類関連を済ませたら、警察署を出て50mほどの近くの建物に移動して講習会。
なんだかこの感じはパチンコ屋の換金所(三店方式)みたいだなと思ったりする。
「店とここは別物です」みたいな。
講習会では、いかにも定年後のお仕事風のおっちゃんが親しげに説明してくれた。
親しげではあるが、こちらの反応・態度などに影響されている様子はなく『感情こもり風な口調』で事故の説明などをしてくれる。
優良運転者だからこの感じなのかもしれないが、猛者が揃うであろう「違反者講習」はいったいどのようなものであろうか。
このあたりも、学生の態度や姿勢にすぐに影響されてブレブレの授業になってしまう私にとって、とても参考になった。
私なんぞ、足を組んでふんぞり返って話を聴かれているだけで動揺してしまう。
これまで私は動揺したときに「俺は負けないぞ」などと頑張っていたが、そもそもこのおっちゃんは、こっちを見ていないのではないのか?そもそも戦おうとしていない。
このあたりも今後は取り入れていきたい技術だ。
学生の反応が薄かったり聞いてもらえていない時には、
必殺奥義『安全講習のおじさん』でしのぐことにしよう。
私がツライ気持ちになる必要はない。
そう考えると、これまで出会ってきた先生にこの奥義を会得している達人が沢山いたなと。あの人たちはプロだったのだなと。
ちなみに、免許受け取りの用紙に6月25日に受け取りと書いてあり、その日は授業があって行けないから
「これってこの日に来いってことですか、これ以降ならもらえるってことですか?」とそのおっちゃんに尋ねたら、
「それはこちらではワカラナイので警察署に電話してください」との回答
「出た!三店方式!さすがプロだ!」
ということで、ふたたび戻って、窓口の婦警さんに尋ねたら「1~2週間ならここで渡せますよ、予約もいりません」とあっさりした答えをニッコリとしてもらえた。
ホッとする。
さて、講習会の成果を・・・
道路にあるダイヤモンドのマーク「◇」は横断歩道の知らせだという。
習ったはずなのだろうけど初めて知った感覚だった。
大阪の死亡事故は全国ワーストだという。
令和4年は141人だったのが令和5年は148人に増えているという。
高齢者が多く、横断しようとした道路の反対側(奥側)で轢かれることが多いみたいです。
渡り切れずとか右折してきた車とかなのかな?
思ったよりゆっくりと歩いている自覚が必要なのかな。
自転車のルールも念押ししてたな。ヘルメットやらスマホのながら運転などなど。
たまに講習会を受けるとやっぱり色々と勉強になるな。
さて次の更新もゴールドでいけますよ~に。
あとは授業奥儀「講習会のおじさん」を習得して、仕事もノートラブルを目指すぞ。