kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

例外のときが面白い?

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例の押し脚だの乗り込み脚だのという話で・・・・


たまたま、大学の体育館で一緒になったサッカー部の学生K君に試したら

ズボンを穿くのは左足からであるが、走る時のスタートでは右足を後ろにしてスタートしたほうがスムーズに感じるということになった。

軽くおさらいすると、ズボンを先に穿くほうは振り出すのが得意な脚なので、そちらを後ろにしてスタートしたほうが勢いがつくのではないか?という雑誌の説であった。


実は、あの雑誌の中には

「例外的に、サッカーの熟練者などではこの例にあてはまらないことがあります」

という内容が書いてあった。


「お~これはひょっとして」

と思い、色々やりながらその学生とディスカッションしていた。

ようするにズボンを穿くのは左足からであるが、
主にシュートなどのキックは右で蹴っているため、
左足を軸脚にした動きも身に付いているのである。

ハードルやらなにやらのドリルもやったがどっちもイケる。

ただ、一歩目は両方ともいけるが、
ランニングとなるとズボンを穿く脚を活かした走法の方が軽く動ける実感があるという。(これも面白い)

それにしても、両方ともいけるのでサッカーならみんなそうなのかな~?
などと議論していたら

そのK君が

「あ~、今の先生の話を聞いていて、僕のポジションとも関係あるかもしれません」
ということを言い出した。


なんでも、彼のポジションはハーフの真ん中だそうだ・

つまり前後左右にバランス良く動ける能力を期待されるポジションである。


そうなると、

そのポジションをやったから両方ともいけるようになったのか
両方できるからそのポジションになったのか?


そんなことを考えるとスポーツは俄然面白い。

あるプレーヤーを見て、「これはフォワード向きだ」とか「ハーフが向いてる」とか「右がいい」とか「左がいい」とか・・・・


サッカーだとネタが続かないので野球に引き寄せると


一人のプレーヤーに対して外野手だとしても
「こいつはセンターだろ」とか
「レフトかライトだけどセンターはないな」なんてのもある。

薄々、なにかを感じているその

「薄々感じているものはいったいなんなのか?」

という正体を考えてみるのも楽しいような気もする。

内野手ではもっとあるか・・・

例えば、「セカンド・ショート・サード」は
いわゆる内野手らしいポジションであるが

単に動きが細かく良いというだけではなく

「どう良いか?」という

質的な要素も随分と考慮される。

肩が強いか?というのも大きな判断材料であるが、

単純には3人いたら肩の劣るのはセカンドで、
ショートやサードに肩の強い選手を置くイメージがある。

とはいえ
肩の強い弱いも、いわゆる測定でやるような遠投の能力かというと
そうとも限らない。

「よい体勢で落ち着いて投げられた時には強い球を投げられるが、動きの中や、
多方向からの切り替えし動作の中でのスローイングになると途端にダメになる投げ方」

というのもあって、
そういうのはサードに置いたり外野に置いたりしているように思う。

長い距離を投げる能力という意味で言えば、
実はセカンドに強肩を置いておくと何かと強い戦力になる。

そんでもって話題にも出していないファーストであるが、
実はここの守備能力が高いと内野のレベルは飛躍的にアップする。

世界の王さんの一塁手としての技量はかなり高かったと言われている。

それからくだらないといえばそうなのだが
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この人はどこのポジションだったでしょうか?

これは野球経験者であれば、悪くても3回以内に正解するであろう。


そう・・・・、見たまんまのファーストである(笑)

この顔のショートはいない。

まず、
ショート出身者はこのようなズボンのはき方もしない。

走る気が無いから足下がダブついていても平気なのはキャッチャーかファーストである。


こんな平和そうな顔もしていない。


なんとなく顔という要素もある(笑)

やはりショートには男前が来る率が高い・・・というかこれはショートをやっているうちに男前になっていくような気もする。

そういうこというとキャッチャーも・・・


ということになるが、やはり時代が変わったのか、
昔はキャッチャーがピッチャーより男前はありえなかった。

なぜならピッチャーが自信を無くすから・・・

なんてふざけた理屈も聞いたことあるが、
それを覆しているのが現在のジャイアンツである。

キャッチャーが顔で圧勝してしまっている。

逆にキャッチャーの似合いそうな顔した投手が多い。

だから勝てないのか・・・なんてふざけて言ってみる(笑)

キャッチャーのほうが漫画みたいな男前になっているがどうだろう・・・


どんどん話がそれたが、何を言いたかったかというと、
皆さんがなんとなく
「こいつはこのポジションなんじゃないか?」というのは、

一体、何を感じてそう思ったのだろうか?
なんてこと考えてみるのも面白いのではないかということでありました。

よく

常識を疑え!
なんてカッチョいいフレーズがありますが、それってこんな感じのことなのかなと?

逆に、「そこはありえないだろ~」と思っていたけど、
やらせてみたら・・・というか、
たまたまやらざるを得ない状況になってやらせてみたら意外にヨカッタ。

なんて発見もあるかと・・・





仕事なんかでも、新しい発見って、案外コンバートの感覚でやってみることかもな~

なんて思ってみたりもしたのでした。