海を背にする、和歌山県すさみのコンビニで、一息ついてから
緑豊かで、川もキレイな串本町の山奥へ
キャンプをしに行くわけではなく、
定期的に看護学科のイワイ教授のアシスタントとして、お供している限界集落のサポートです。
前回の健康診断の結果を報告してます。
今回は、地元の人に山奥を案内してもらいました。
かつては、この辺りは林業が盛んで人の手も入った地形となっていました。
クイズ
これは一体なんでしょう?
答えは
ミツバチを集めている箱だそうです。
さて、今回の活動は私が運転で、片道三時間、往復六時間をイワイ教授とカワゾエ先生と共に過ごしました。
いや~勉強になりました。
まぁ、そういう車中ってじっくり話をすることができます。
ましてや、和歌山の串本方向の高速なんざ気をつけるのは前の車との車間距離くらいのもんで、間違いが発生しません笑笑
私は車間を十分あけますし。
これは面白いと思ったのは、
イワイ教授が看護師として最初に選んだ救急の現場の話でした。
若き日のイワイ教授は、希望を救急で出したそうで、それはそれは熱心に希望したそうです。
そして、希望通りに救急に配属されたそうですが、同期で配属された七人で、第一希望はイワイ教授だけだったそうです笑笑
そして、大阪ど真ん中の都市の病院の救急に運ばれてくるのは、それはそれはバラエティというか、そのスジの抗争の負傷も多かったそうです。
要は、撃たれた、刺されたのやつです。
聞いているだけで、私は貧血になりそうでした。
さて、同期で配属された看護師七人のうち残ったのはイワイ教授一人だったそうです。
それくらいハードだったそうですが、
追い詰められてしまった人はなぜかというと、
救急は、言われてみればですが、
何が来るかわからないわけです。
〇〇科という風になっていれば、予想というか、守備範囲が絞れます。
それを
だから、全てが出来なければ、勉強せねばならない。
と、いう風になると、追い詰められて精神的に参ってしまう人が多いのだそうです。
じゃあ、イワイ教授はなぜ大丈夫だったのか?
それは救急にくる患者とはどういうもので、こっちは何をする役割なのかが絞れたからだそうです。
要するに、
救急にくるのはいきさつは事故だろうが、病気だろうが、
死ぬか生きるかの瀬戸際の人しかいない。
つまり、
心臓が動けばいいんだろ。
と、いう風に考えを絞れたからだということです。
そこに意識を集中することで、
学ぶことや、身につけるべきことが明確になり、
沢山ありすぎるというプレッシャーからのノイローゼにはならなかったそうです。
もちろん、大変な出来事は沢山あったそうです。
こういう話って、スポーツや仕事にもろ繋がると思って感動してしまいました。
要は〇〇だろ。
を掴むために、頑張って勉強するわけですが、それが掴めるかが差なのは色々なジャンル共通だなと。
一流の選手ほど簡単にしているといいます。
う~ん、何ごとも難しくしてる私はまだまだです。