9月20日
昨日、水島組員が面白い事を言う・・・「明日、組長の車を洗車しに行ってもいいですか？」
「はぁ？ 洗車？ したいの？」（どういうこと？）
「僕、洗車が好きなんですよ～」
「洗車好きって何？？？？」
これまで私は洗車というものに対して「できればやりたくない作業」というイメージが強く、天井に着いた鳥の落としモノもほったらかしているような状態であった。「男が車の汚れを気にしているようでどうすんだ！」みたいな偏見すらあった。だから、以前本学のＩ先生とＵ島先生が「洗車は奥が深くて趣味です」みたいな事言って窓の拭き方ひとつからあ～だこ～だ言ってたのを聞いたとき、「あんまり羨ましくない人生だな～」なんて心で思ってた（スイマセン）
てなわけで、水島くんの言葉にも「なんか変なプレッシャーかけてやらなきゃマズイと思ってるんじゃなかろうか」と心配したが、なんだかいつも私と野球の話をする時よりも目が輝いているようにも見える。てなわけで、「じゃあやってくれるなら、お願いしますか」となった。
「洗車は夕方から夜にかけてがいいんです」と水島君は言う。 「そうなの？洗車って夏の水浴びのついでにやるものじゃないの？」ってな会話から洗車はスタートした。洗車場の高圧水道2分200円を3セット行った！洗剤は「食器洗いのを使います！」という水島くんのこだわりで台所の「ジョイ（グレープフルーツの香り）」を使用！私の仕事はお金を投入する作業のみ！水島くんはイキイキとしている。「そんなに楽しいの？」
楽しそうな姿は人を惹きつける！
「ちょっとおじさんにもやらせてみなさい」と窓ふきを行う・・・・「この感じ悪くないな・・・」何か落ち着くいい感じ！一人ニヤける。Ｉ先生の気持ちもわからんではない。
洗車に関して、私は高校時代に強烈な思い出がある。それは私が1年生の時だった、あるイタズラ好きの先輩が野球部寮で夜中、寝ているチームメイトの部屋に爆竹を投げ込むというドッキリをやった！当然、指導者は激怒！「もう明日から練習出るな！」となった。そりゃそうですそんなイタズラ前代未聞です！で、その先輩次の日どうしたか？ 通常、トイレ掃除か草むしりだが、ナント監督とコーチの車を洗車した！しかもメチャクチャ楽しそう！これには監督・コーチも大ウケで、「もういいよ練習出なさい」となっちゃった。「なんちゅう先輩だ！」とたまげたのと同時に、こういう発想できるのって凄いな！と感動した。
洗車はピンチを救う！ 洗車は楽しい！ 洗車をきっかけに新たなコミュニケーションができる（しゃべりが苦手でもいける！） 高圧水道で放水するのはストレス解消になる！自分の世界に入れる！ 結果が出る（キレイになる）
目指すは「楽しそうに洗車のできるトレーナー」
このブログを見ているあなたが学生さんなら、怒られた先生や苦手な人の車をチェック！
もし汚かったら大チャンス！
「先生の車、洗車しましょうか？」と言ったらひょっとして通じるかもよ。「水に流してやるか」なんてね！
よし今度、理事長の車でも洗車すっか！
