kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

眠れない夜

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10月3日


負けることは慣れている私だが・・・


今回はこたえた・・・ちょっと書くのも気が重い・・・


このブログでも話題にさせてもらっていた星林高校2-3で神島高校に負けてしまった。私は出勤のため観戦できなかったが、組員Fからの報告に一喜一憂していた。 内容はエラーが元で逆転負けを食らってしまったという。エース中西も本来の投球ができてなかったという・・・ 野球にエラーはつきものであるし、ましてや高校生がする野球、計算どおりいくわけがない。それはわかっている・・・・が 私自身の問題として非常に悔やみきれない思いが強い・・・


「勝負は油断したほうが負ける」これは選手の事ではない。私自身、今回の組み合わせを見た瞬間、「うまくいけば勝てる」と思っていた。 ここが落とし穴だった。「うまく行けば勝てる」は裏を返せば、「うまく行かなければ勝てない」という意味なのだ!それなのにも関わらず、もう勝ったかのような気分になっていた。それはちょっと前の自身のブログを見るとよくわかる。PCブン投げたくなる。


「外のお前がそんなにリキんだってしょうがね~だろ」と思う方もいようが、こういうのは選手に伝染するものなのだ!事実、明るく励ましたつもりのこのブログは少なからずエース中西くんの投球に左右したはずだ。「これぐらい注目される中で勝ってこそプロいく資格だ」なんて思って書いてみたが、これは大人のエゴでしかない。


 ここ一番を迎える格言「人事尽くして天命を待つ」この言葉が本当に重くのしかかる。「やれるだけやったのか?」


たとえちっぽけなジンクスだろうが、徹するところは徹するのが勝負に臨む姿勢だ!この心境に選手をしてやらなければいけない周囲(特に信用してもらっている私が)これを破ってしまった。


「反省できることがいい選手」私がよく選手に言うセリフ(プロまで含めて)つまり同じ失敗を繰り返さないということだ。 なのに・・・・


 私はこの手の失敗は初めてではない・・・私の母校、東海大相模も周囲が浮ついたおかげで甲子園を逃すことも多々あった。それを経験してきたはずなのに・・・


もちろん、私が徹したら「勝てた」かどうかはわからない。しかし、そういう問題ではなく、「やるだけやった!あとはどんな結果でも受け入れる」という気持ちになるような姿勢を取らなかった自分に猛烈な嫌気がさす。


中西くんからは「すいませんでした」と連絡がきた。こんな高校生なかなかいないだけに、なおツライ。


 対戦相手との力量比較の段階として、同じ「勝てそう」の中にも、「上手くいけば勝てる」「普通にやれば勝てる」「悪くても勝てる。」 などがあると思うが・・・・ 本当に勝てる準備は、「悪くても勝てる」という意識レベルまでもっていけるかなのだ。


あ~もう!書いてて嫌になってきた。こんな勝負哲学だって、仲良くさせてもらってる、レスリングの金メダリスト佐藤満さん(専修大教授)に聞いてたのに・・・・


 自宅の書棚を見れば・・・(終わってから目につきます・・・)


竹田くん昨日は深夜までつきあってくれてありがとう。感謝しております。


今回はこんなでごめんなさい。