1月9日 この日、南海スイスホテルで関西医療大学の新年会が盛大に行われた。昨年は注がれるままに飲んでいたら、途中で眠ってしまったという失態を犯しているだけに、気を引き締めて臨みなんとか乗り切った。
理事長先生に誘われ、大御所の先生方と2次会へ突入！ ここで普段、その風貌とドスの効いた声で威圧感が出まくっているために話かけることができなかったＫ本教授に鍼灸の奥深さの話を聞くことができ非常にハッピーな時間となった。
Ｋ本教授は東洋医学の歴史を研究し、さらにそれに現在の環境でできることも加え治療を行っているという。 そんなＫ本教授に聞いてみた！「先生！古典って長い歴史の検証に耐えてきた理論ってことですよね！てことは基本＝奥義と言ってもいいですよね？どうですか？」そしたら「正にその通りなんだよ！その認識の方がいいと思う！」といい答えをもらった！
そして、身を乗り出して熱心に語ってくれた。そこには、年齢や上下の関係などなく自分の追求している事を私に伝わるように語ってくれた。こんな時間は本当に贅沢だ！
ついでにイサキ釣りの説明も入り、夏にはつりに行く約束まで決まった。釣りと鍼灸の感覚は通じるところがあるらしい！私がかつてヘラブナ釣りにはまったことを話すると「なら鍼を刺す時の感覚と近いのわかるでしょ！」と力説されたが私は鍼を打ったことは無いからわからない（笑）
さ～て、そんな話をしてたら4時間や5時間はあっと言う間だ。
やっぱり・・・時間は日付が変わってる。南海難波の駅員さんに「岸和田まで行く電車ありますか？」と尋ねたが「住之江か堺東までしかありません」という。「まぁ、あれだけいい話をきけたからいいや！以前の京橋からタクシーに比べりゃマシだ」とタクシー帰りを覚悟する。さて問題はどっちがより岸和田に近いのかだ！私はいまだにこのあたりの地理感覚が分からない。住之江もまだ競艇には行ってないので位置感覚もわからない。
深夜で迷惑とは思いつつも、地元の学生Ｍ本くん（写真右）に電話して聞いてみた。いつも明るいＭ本くんは嫌な顔（電話だから顔じゃないけど）せず「堺東だと思います」と教えてくれた。「ありがとう！助かるよ」と電車に乗り込み電車の発車を待っていると、またＭ本くんから電話が！
ナント！「先生！今、熊取にいるんでＴ田くん（写真左）と迎えに行きますよ！待っててください」と言ってくれる！ そしてホントに夜中1時なのにも関わらず、迎えに来てくれた！
しかも最高の笑顔で・・・
こんな夜中なのに学生が自ら迎えに来てくれるなんてこんなこんな関係は、そうそうあるものじゃない。
帰りの車中は楽しかった。今日の出来事を話すと、
「え～！Ｋ本教授と語ったんですか！すげえ～」と驚かれた！やっぱ、そういうお方だったらしい。
ホントに環境に感謝！
