3月18日 新聞に21日から始まる選抜高校野球の組み合わせが載っていた。今年は母校、東海大相模高校が出場している。しかも下馬評では優勝候補であるらしい。なんでもエース投手が凄いらしい。大阪からわざわざ神奈川まで野球留学しているとのこと。私はその話を聞いて「変わってるパターンだな~」と思っていた。
甲子園というのは、日本で野球をやる者にとって賛否両論はあるが人生における、単なる通過点ではない。誤解を恐れずに言えばおそらく9割方の選手にとってはゴールである。 とりあえず「甲子園」という一つの区切りがあるから頑張れる。
甲子園のためなら何でもする。このあたりは、常人には考えられない状態になっているが、当事者となると何とも普通になってしまうのが恐ろしくもあり面白いところである。
このあたりのセンスを理解するにはマンガ『実録!関東昭和軍』(講談社)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9F%E9%8C%B2!%E9%96%A2%E6%9D%B1%E6%98%AD%E5%92%8C%E8%BB%8Dをぜひとも一読してもらいたい。
特に、日本で野球に絡みたいと真剣に考えている学生さんはよく読むべし!
私立の強豪校で野球をやるってことはどういうことかが良く分かる。甲子園に出るってことに対してどういう価値観でやっているのかがよくわかる。
そしたらどんなトレーナーが必要とされるか考えることができる。
ホントは図書館に置きたいくらいの名作である。
さて、冒頭に母校の投手が「変わってるな~」と感じたのはなぜか?
通常、野球留学というのは「甲子園に出るため」つまり「甲子園に出やすいところ」を選ぶ。つまり、参加校の少ない都道府県を選ぶ。などの要素で検討する。特に関西地区はその傾向が強いと言われている。だから「甲子園に帰ってくる」という言い方をすると聞いたことがある。
おかげで東北地方への関西弁の普及が急速に進んだ。
で、母校のエース、大阪から神奈川へ・・・・・ん?
大阪も激戦区ですが、神奈川は大阪にも負けない激戦区でっせ?
そう考えると、このエースの場合わざわざ甲子園に行くには厳しい道を選んでいる。
なぜ?
あっ・・・そうか、なるほど!
久しく高校野球のこと考えなかったから忘れてた・・・・強豪私学で野球をすると腹を括り、さてどこ行くか!となったときの考え方は乱暴に以下の2つに分けることができる!
ー分の行けるところで、とにかく甲子園に出やすいところ!(甲子園に出てナンボ 実利派)
⊆分を磨けるところ!!憧れているところ!(ロマン派 本質追求派)
そう考えるとこのエースは間違いなく△任△襪箸い┐襦
大人の話であるが、甲子園は学校経営に深く関わる・・・・で,離織ぅ廚冒ばれるように努力して名を馳せたところも多い・・・・が、長続きしない。即効性はあるが持続力はない。
だから△いいのは分かっている・・・がしかし、
△離織ぅ廚冒ばれるにはかなりの実力が問われる。△離織ぅ廚砲呂べんちゃらは通じない。
△離織ぅ廚冒ばれるには・・・
さて、写真は先日東海大学で行われた「トレーナ-の集い」の後、学生を引き連れて私のお世話になっていた教授を訪ね高地トレーニングの施設を見学したときの模様である。普通は見ることができない。
施設の中で高校生が一人で大学にきて淡々とトレーニングしている。
そして見学したトレーニングが記事になった。http://news.biglobe.ne.jp/sports/204/sph_100312_2043348886.html(← ここをクリック)
学生はこの雰囲気から何を感じてくれただろうか。
楽しみにしよう。名前一緒だし。
寄付金もちゃんと入れたぞ!少しで申し訳ないけど