3月7日今日は、私にとっても大きな賭けとなる一日であった!その賭けとは、関西医療大学の創設2年目の柔道整復師学科の学生を率いて大阪市立中央体育館で行われる極真空手大会の救護班をやるという私の持ち込み企画であった!
それにしても、そもそも、こういう企画の企画者って本来は医療人であるか、もしくは極真空手の幹部クラスでないとしちゃいけない話だと思う。つまり、いざとなりゃ「俺が責任とりますよ」って言える人でないと・・・
今さらではあるが、私は医療人ではない上に格闘家でもないし、しかもちっとも強くない。
しかし、自分では何もできないクセして、つい止せばいいのに東海大学の先輩のN谷さん(後右3人目)の前でカッコつけて「極真を本学がサポートしまっせ!」などとウケ狙いで言ったら、「やりましょう」となってしまった!こういうところが本当に私の悪いクセだ(汗)
つまり、もう始めから「盛り上げるだけ盛り上げといてあとは専門の先生および学生に完全に丸投げ」ということがミエミエな企画なのであった。我ながらヒドイ話だ。
そんな企画にノリ良くノッテくれたのはI口先生(後右2人目)本当にありがたい。そして、春休み期間なのにも関わらず集まってくれた9名の2年生!本当にありがとう。
実は私正直に自白しますと、この学生さんたちを昨年、授業で受け持った経験からあんまりイメージが良くなかったんです。私語は多いわ、文句多いわ、やることやらね~わ、って感じに見えてましたんで・・・
だから最大の賭けは、「大学ではグダグダしている彼らが、ピリピリムードの極真の会場でしっかりやってくれるんだろうか・・・?」というところでした。 「極真の人に怒られたらどうしよう・・・・もうその時は50先生になすりつけよう」などと考えておりました。
始まってみると・・・いや~お恥ずかしい。
普段は大学ではダラダラしているように見える学生もピリピリムードの極真会場ではテキパキ動く動く!
さすが「空気を読んでまわりに合わせる世代!」
これ、今時の若者を馬鹿にしてるセリフと思って勝手に使っておりましたが、
全然違うじゃない!
今の学生はそういう空気の中に入ればキッチリしますわ!
「空気読めないで文句垂れてる大人」が多いこっちの方が恥ずかしいくらいです(汗)
結局、突き指、打撲に、骨折疑惑から、父さん、母さんの肩こり相談、果ては小学生のコイバナの相手にいたるまで
いやあ~ヤルヤル!
この業界に詳しくない私が2年かけて、いろいろな先生の説明から理解した柔道整復師とは「現場型医療人」の資格であるということだ。しかも、「柔道」と冠がついている以上、格闘技への対応は得意分野であると聞いていた。
なるほど!納得した。
柔道整復師ってすごいな!
メチャクチャ頼られるカッコいい仕事じゃん!
ちなみに写真の後にいるのは師範の皆さん。凄い強い方たちです(汗)
顔で人を判断しちゃイカンということも勉強になりました(笑)