4月2日
昨日、「今から夜行バスで東京(福岡から)に行ってまいります」と旅立った藤田くんからメールが・・・・
あ~、そういや給料で住める家を探すと言っていたな・・・
もうツライ思いをしているんじゃなかろうか・・・
と心配してメールを開けると・・・
なんと
特上カルビを片手に微笑む彼の姿が!
「何これ?どういうこと?」
「今、J社長に御馳走になっております」
「お~い、イキナリかい!こっちは王将のラッキーセットだぞ!」
いや~本当にありがたい
実は私が、このブログにコメントくれる神奈川の運送会社のJ社長に「すいません、家が見つかるまで泊めてやってください。厳しくやって大丈夫なようにして仕込んでありますので」とお願いしていた。
この社長、借金まみれの会社を引き継ぎ、なんとか走り回って会社を立て直したという実績を持つ!
20代の頃、私はこの会社で深夜の仕分けのバイトをさせてもらいながら色々な話を聞かせてもらっていた。不眠不休で業務をやりくりしながら、作業員さんを指導したり銀行に借り入れの手続きをしたりしているJ社長の姿に
「これが仕事というものか!」と圧倒された思い出がある。
さらにこの社長は素敵な野球人で、自身もプロの最終テストまで残るくらいの実力である。だから高校だって本来は強豪私学に進めるくらいの実力があった。しかし、家庭の経済的事情から私学で野球することはできなかった。
「だから、野球やりたいのに苦労している子を見ると応援したくなる」と常々語るJ社長の野球に対する愛情は私の比ではない。
不眠不休の仕事なのにも関わらず、土日は中学生のリトルシニアの面倒までみている。情に厚く、悩んでいる選手には卒業生でもトコトン付き合ってくれるコーチだ!
ここに登場する競輪の渡辺選手も教え子である。
今回、藤田くんにJ社長を紹介したのは、彼が今後やっていくための心構えをつくることができるのではないかと思うからだ。 将来開業するにあたって必要な実務の話だって聞くことができるのは大きい。
何より知らない土地で相談できる人ができたのは大きい。
ぜひ、こんな情の厚い社長と絆ができるようになって欲しい。
J社長も「組長がいい子っていうなら信用するよそりゃ!そういうもんでしょ」と言ってくれる。本当にありがたい。
藤田よ、そんな人の前でつまらん計算するなよ。(するタイプじゃないけど)
「凄い人には飾るなよ」
学生さんを見ていて思うのは、最近のプライバシーだの個人情報だのというのを少々勘違いして、人間関係をつまらなくしているように思う。(学生だけじゃないけども)
「僕はこんな生き様をしてきて、こんなことを考えているんですが、どうですか?」ってオープンにしていかなきゃ進まない事もあるんじゃないでしょうか。
その上で遊べる友ができたら最高ですよね。
ただ私なんかはオープンにしすぎかもしれませんが(汗)
「こっちの情報は出したくないが、そっちの情報は教えてくれ、得になりそうなら行きますから」
・・・ってそれじゃあ厳しいですよ。
何はともあれ出だしが特上カルビなら気分は「ジュウジュウ」じゃなかった上々であろう!
誰だって最初は不安だ!
そんな時はやっぱり人です。
それにしても・・・
J社長!いきなり特上カルビは反則です・・・(笑)