いつも口数が少なく、自分からネタを発信することのないN井くんから珍しく「小林さんが載ってます!」と写真つきメールが送られてきた!
お~!凄い!
今週発売された週刊ベースボール(6月28日号)に中日の小林正人投手が特集されている。
早速、購入して見てみると、「野球浪漫ー熱き男の白球ストーリーー」という特集で何と5ページにもわたる堂々のドキュメンタリーであった。
そこには、現在の活躍に至る経緯が記されていた。
今でこそ、左の絶対的なワンポイントとして、各チームの主力強打者(金〇、小笠〇、イスンヨ〇など)の時に起用され必殺仕事人のごとく期待に応えている小林投手であるが、その道のりは平坦ではなかった。
大学時代はエースではなく、満足に試合にも出れない中でもトレーニングを勉強して実践したこと。
プロに入ってから生き残るためにサイドスローに変更したこと・・・
そして今なお貪欲に野球に取り組んでいることなどが書かれていた。
この記事で言うところの彼が辛かった日々にあたる大学時代に私も共に時間を過ごした(2009年9月10日ブログ参照)
で、その時の事を今思い出すと、実は非常に楽しい日々だった。
練習後に別のグランドで蚊と戦いながら、二人でビデオを回しながらキャッチボールしたり。
ベンチに入れず、スタンドで観戦している小林くんとの野球観戦はとても楽しかった!
プロになれる素材だけど、いい奴すぎてベンチ入りできない投手に
「ま~俺もどうなるやら分からんけど、お互い頑張るべ~」なんていいながら語り合ってた。こっちも励ましてもらいたかったもんで・・(笑)
彼はとにかく前向きで、こっちの話もいいように解釈して広げてくれる。
「やる前提」の会話はホントに楽しい。
自分が苦しい時でも、「で、どうする!」って会話ができる。
そんな会話ができる人は話も面白い!
昨年オフに本学に来てくれた時も、私の授業で清水くんと共に学生の質問に答えてくれたのだが、学生が聞きたくて喜ぶような話を沢山してくれた。これって、案外難しいことだ。
ところで、今回のような人間ドキュメントを見るのは私は好きだ。
しかし、こういうのを読むと、「すげえな~!この人は!俺にはできないな~」などと感動はするものの他人事として片づけてしまっていた。
要するに「別世界の話」と思っていたからだ。
しかし、今回のこの記事は今まで読んできたものとは違う気持ちになった。
「なるほど~ああいう日々が記事になるとこんな風に読めるのか~!ホントにあることなんだ、こういう記事の出来事って。」 となんだか不思議な感覚だ(笑)
分かったことは、
「やってる時は『これが将来どうなる』なんて分からない!というよりそういう問題じゃない」という事だった。
そして、自分では「なんて地味な日々なんだろ~」という事も、記事(文字)にしてみると「結構いいことやってんじゃん!」って思えるかもしれないということ。(考えたらこのブログもそうかも)
ということで、いつも私のわがままに付き合わされてる学生さん・・・いつかそんな日がくるかもしれないし、来ないかもしれない(こっちの確率が濃厚だが 笑)
お許しを・・・(笑)
よ~し!この記事読んだら燃えてきたぞ!
とりあえず、吉木選手で「りんマガ(写真下)」にドキュメンタリーを書いてもらえるように頑張るぞ!
(ほとんど読んでる人いないけど)