7月14日久しぶりにプロ野球ネタです。
この日行われた、ヤクルトー中日の試合でヤクルトの先発は村中恭平投手でした。 試合は7回を0点に抑えるナイスピッチングで6勝目をあげました。 おまけに防御率はセリーグ3位に浮上しました。 http://www.yakult-swallows.co.jp/game/archive/201007/20100714/index.html
私にとってこの6勝目というのは大変に意義が深いです。
プロ5年目の村中投手は過去最高の成績が2年前(2008年)の6勝(11敗)だったからです。その成績に並びました。 http://baseball.yahoo.co.jp/npb/player/600010/
村中投手のフォーム指導をしたのはその6勝を挙げた2008年の12月のことです。(2009年9月26日ブログ参照) フォームを変えることは投手にとって相当に大きなことです。
プロ野球は結果・・・。
いくら崇高な理念を持って取り組んだフォームであったとしても数字で表れなければ
「報われない努力は努力ではない」という世界。
勿論、私なりの経験に基づいて信念を持って取り組んだフォーム指導ではありましたが、『絶対に結果出るのか?』と言われたら「それは分からん!」としか言えないです。
しかし、私のフォームに関するコンセプトは大ざっぱにいえば、
「私の指導は勝ち負けには直接つながらないが、勝負できる態勢を作ることだ。あとはそっちで君が頭を使い相手と勝負してくれ!」というスタンスです。
この指導は、「何をやるのが一番近道ですか~?」という「自分では考えない思考停止型」のスタンスの選手にはまず通じない。というより、そういう選手は消えて行くということが最近ようやく分かってきたところだ。
しかし、「ここから先はそっちでやってくれ」というスタンスは自分で悩み、考えている選手にとってはメチャクチャ有難がられる。
果たして村中投手は・・・・
私はN井くんを助手として、ハイスピードカメラを使いながら今のフォームに関して私の思うところを説明させてもらった。
主観と客観を一致させるためである。
『目先の1勝よりも10年活躍できるエースに!』という私の理念を押しつけて指導させてもらった。
その説明を村中投手はメモを取りながら熱心に聞いていた。
さてその結果・・・ 2009年は1勝どまり・・・年棒は下がりました。
「将来の大きなモノを掴むためだから!続けてくれな!」私はそう励ましつつ、念じておりました・・・
そして2010年、この日、6勝目(7敗)をマークしました!
リリーフに譲った最終回なんて1点差で満塁になるピンチ・・・
どんな心境でストッパー投手(林)を見つめていたことやら・・・
私の勝手な解釈として、自己最多タイの成績と並んだことにより少なくとも『指導のせいで悪くなったということは無かったと解釈していいかな・・・』と肩の荷が下りました。
いくら大きな将来と言ったって、自分の給料が下がるなら、まだ我慢すりゃいいけど指導した選手のとなるとハラハラします。
ちなみに相手の中日・・4番手で登板したのは清水昭信投手でした。
この試合、村中選手は先発で勝利投手となり、清水選手は中継ぎで自分の仕事をきっちりこなしたということで私としては一番嬉しいパターンとなりました!
それにしてもガッカリしたのは先日契約したCS放送です。
何やら契約プランのランクの問題で肝心のプロ野球の視聴できるチャンネルが限られており、見たかったこの試合を放送はあるのに見れなかった!(泣)
通販番組のチャンネルが増えただけのように思うのは・・・
アニメも見れるけど・・・(北斗の拳に見入っていた週末でしたが・・・)
見たかったのはこれじゃない!
んも~っ!