kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

泣くな中西!

イメージ 1

7月18日


星林高校野球部の1回戦が行われた。


以前も触れたが、星林高校の3年生は私にとっても一つの結果である。『できればよい結果を出して欲しい』 と思っていた。


果たして・・・・ 結果は1-10(7回コールド負け)


エース中西は立ち上がりに四球を連発した挙句にヒットを打たれ3点を献上したところから、最後まで調子が上がらず、本人はもちろんチームにとってもショッキングな結末となってしまった。 相手はシード校ではあったが善戦できるであろうという見込みであった。


何でこうなっちゃうの・・・・? すいません。分かりません。


真の検証は本人のみしかできない


エース中西くんは、非常に前向きで何とかしたいという気持ちが強い選手である。しかも周囲の評価を非常に気にする。というか、みんなに喜んでもらいたいという願望が強い。


 それだけに今回の大会にかける意気込みは強いものがあり、それがプレーを狂わした一つの要因であることは確かだろう。


う~ん・・・いつも、負けて選手が泣いている姿を見て『もうちょっとやれることあったんじゃなかろうか?』なんて自責の念に襲われる。


だからつい「なまじっか関わるからこんなに悲しくなるんだよな~」なんて思ってしまう。


 でもこんな一喜一憂できることが「当事者である」ってことなんだな・・・なんて思いなおしてみたりする。


 監督さんから「一言お願いします」と振られた・・・


これまでは高校野球はある意味で『野球の終点』みたいなイメージがあったので、夏の大会で負けちゃった3年生に対して『今さらあ~だこ~だ言ってもな~』なんて思い、つい無難に「今までおつかれさん、これからがんばってね~」みたいな感じの事を言っていたような気がする。


 だが、最近は私自身が高校野球なんてどう考えても『人生の通過点にすぎない』というすこぶる当たり前の感覚をようやく理解できるようになってきたことと、


今回の試合の内容から、ど~考えても「よく頑張った」なんて言ったらあまりにもソラゾラしくて『むしろ失礼だろ!』という感情が沸き起こってきた。


 


 とはいえやっぱり無難にやっとこ・・・


と思いながら3年生の前に立つと・・・


 


 私を囲んだ選手から「頼むからナマナマしい声を聞かせてくれ!」という気迫(?)が伝わってきた・・・


 


 も~っ・・・・


 『エエイ!言ったら~!』とばかりに説教しました。


 『スポーツのいいところはこうやって強烈に自分自身へ結果をハッキリ突き付けてくれることだ!』


『これまで自分が妥協してきた積み重ねがこうやって大きな舞台でクリアに結果が出た!こんだけハッキリ出りゃ分かるだろ!』


『これから先はハッキリ結果を突き付けてくれる機会はナカナカない!付き合う友達だって野球部だからではなく『生き様』での付き合いが始まるんだぞ!俺との付き合いだってそうだぞコノヤロー!』


『不利になって下向いてたら、もっと状況が悪くなって結局、最悪のコールド負けになった!てことはこれから先だって、逆風になっても下向いたらもっと最悪になるんだから我慢して上向いてなきゃイカンってことが分かったろ!


などなど・・・


もうヤケクソです・・・・


 これ全部、自分に向かって吐いてるセリフです(汗)。


言えば言うほど自分に跳ね返ってくるのが分かります。


 


 今日の熱い気持ちを私も失わずに頑張りたいと思いました。


 エース中西よ、偉大なプレーヤーの特徴は皆、屈辱のエピソードを持っていることだ!


 


今日の経験が


「あれがあったから今の俺がある」


と言えるようになろうな!