7月21日
星林高校、和歌山県大会2年連続で初戦コールド負けしました。
いくらトレーニングの担当とはいえ、この結果には大変申し訳なく思います。
強化を依頼されていたにもかかわらず、こちらの学生の経験の場としての部分が前面に出すぎて、肝心の強化がおろそかになってしまったと言わざるを得ません。
私の母校なら、そこで仕事が無くなるだけでなく、その業界で仕事がなくなる事態です。
『あれから1年、何をやってったんだ?』と叩かれて当然の結果です。
チームとして野球への取り組み姿勢は良くなっているように私からは見えました。
何か肝心なところが抜けてしまっていたかもしれません。
それが今の私には何なのか見えません。
昨日、私の高校時代の同級生から電話があり、話しました。
彼はボーイズで全国屈指の強豪チームを例年作り上げる監督です。
全国大会で大阪に来るとのことでした。
しかし、彼との会話に私は違和感を感じてしまいました。
以前なら、野球の勝負論や辛口現実論(選手の酷評など)を普通に交わしていたのに、そんな話に嫌悪感すら感じてしまいました。
そうです、変わっってしまったのは彼ではなく、私の方なんですね。
すっかり勝負に対する姿勢や野球に対するハングリーで謙虚な気持ちが無くなってしまっているのかもしれません。
これからの事は、また監督や部長先生と話をして決めることになります。
もし、またお手伝いさせていただけるチャンスをもらえたならば、
スタッフの学生への教育も含め見つめなおして取り組みたいと思います。
今日、試合に駆けつけたミートは何を考えたのか?
OBの吉村君、S谷君はこの結果をどう考えるのか?
本気になって当事者意識を持ってくれるのか?
そこにせめてもの意味があってくれたらと思います。
キャプテンを中心として、とても素直でいい子たちが多かったのに、本当に申し訳ありませんでした。
3年生の今後の人生での健闘を祈ります。