kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

まぁいいか

選抜甲子園出場校の発表があったというニュースの翌日、星林高校の指導にいく
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星林名物・・・弁当の計量風景
規定の重量を持ってこないとペナルティーがあります。
選手は、器の重量を重くするなど涙ぐましい工夫をしております(笑)

なかなか微笑ましい光景であります。

私のトレーニング中にカラスが弁当をカッパライに来たりすると、とくに私にことわりを入れるわけでもなく、弁当を守りにダッシュする野球部であります。

彼らにとっての私の存在もなかなか微笑ましいものがあります。

もはや勝負とか甲子園とかいう価値観は異国の話であります。
私も居心地のよい野球部であります。
(勝負論的には居心地の良いところにいるようではいけないのですが)

私は山田洋次監督の「学校」という映画の西田敏行演じる定時制高校の先生を見て「こんな教員でありたい」と思っているタチなので、まぁいいかと。元気で来てればそれでよしと・・・

野球を通して人と交流ができることが価値だと思ってます。

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ヒラセくんが、温かい眼差しでトレーニングを指導しています。
彼も優しさにあふれております。
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自分は雨上がりの土の上に手をついて選手に見本を見せる姿勢にその熱意はきっと選手に伝わるはず・・・

教員になっても素晴らしい教員になってくれそうです。


選抜の出場高校の話題で和歌山県はナシかと思っていたら1校出ることができたということでメデタシメデタシと・・・

その代わりに無くなったが多少の縁があるH高校(兵庫)・・・
まぁ21世紀枠だのとの絡みもあったりと、まぁしゃぁないかと・・・

ところで、21世紀枠には、困難を克服したとか、文武両道で模範となる高校が選ばれるとのことで、少しでも希望を持ってほしいということなのだと思うのだが・・・

文武両道の証明が、進学校であるということになるのだろうけど・・・
(国立大学にどれくらい行っているとかですかね・・・)

私としては、その基準もいいのだけど、反対に
『偏差値は低くて進学は苦しい学校が頑張っているではないか!』という基準もあってもいいのではないかと・・・

ほぼ就職する選手にとっては、ここが最後の青春の晴れ舞台ではないかと・・・

今時の現実として、家庭の裕福さと進学率が相関しているというのは周知のことなわけで、進学校が苦労しているっていったって、勉強もしながら野球もできる環境なのではないかと・・・その時点で将来が開けているのではないの?

偏差値の低い学校のほうが苦労しているという現実のほうが圧倒的に多いと思うけどな・・・

現場の先生にしたって進学高校の先生の苦労とそうでない高校の先生ってどっちが大変なのかな・・・

そういう高校に希望を持ってもらう考えも取り入れることが、全体を元気にするのではないかと思うのですがどうなんですかね~ なぁノボル先生!(笑)

まぁ、最近の私はすっかりひがみっぽくなってしまったもので、
『いい大学に行けるやつにさらに甲子園まで優遇してどうすんだ?これぞ格差の助長じゃねえか』

などとすっかり社会から外れた発想になっております。


先日、日本人力士が10年ぶりに優勝!

ということで盛り上がりましたが、あまりにもモンゴル勢に失礼な盛り上がりじゃないかと・・・

考えてみれば、日本の相撲で日本人が優勝したということでこれだけ盛り上がれるような価値にしれくれたこと自体が外国人力士の功績ではないかと・・・

優勝した大関に文句はもちろんなく、内容とか頑張りを評価すればいいじゃないのと・・・

私としては、あの大関のトレーナーの話をもっと取り上げて欲しいのですがね・・・今年のグランプリに出ていたような有名な競輪選手を指導していたりするような人らしく、負けが込んでいた大関をどうやって優勝させたのかとか・・・

あっ・・・今回の相撲で思い出したこと
「私はそういうトレーナーになりたいと夢を持っていたんだったな・・・」と、それに結構な時間とエネルギーを費やしましたが・・・

関わった選手やチームをちっとも勝たせることができてませんね・・・

ツメが甘いんですよね・・・執念が足りないというか
相手に合わせてやっている・・・という言い訳もありますが、

勝ってない選手やチームの『その人に合わせてやったらそりゃ勝てないでしょ』というのも理屈ですよね・・・

いやいや、トラブル起こして、頼まれなくなったら、そもそも結果を出せないでしょ。という理屈もあったりと・・・

どうも揉めるのがキライというか、
「そもそも俺が言えるような生き方をしてないな・・・」なんて思って仲良くすること重視でやってきましたが・・・

おかげでトラブルを起こしていないという言い方もできますが、

トラブルも起きないって、逆にトレーナーとしては毒にも薬にもなってなかったってことなのかな・・・・
なんて自虐的になったり・・・

勝つとはナンダ? 高校野球・甲子園ってナンダ? 野球の完成ってなんだ?そんなのあんのか?野球道なんてあんのか? 野球が好きってなんだ? 野球に感謝するってなんだ? 教育ってなんだ?みんなどの程度で言ってたんだ?


う~ん・・・

どんどん気難しいヤツになってるな。

しかし、そんなことを日々、グルグルと考えている中でようやく、
『まぁ、結論としてはやっている人が思いついたことを思いついたなりにやったらいいんだな~』なんてようやく思えるようになってきました。
その中で、もし頼られたならば、その時は全開で応えればいいのではないかと・・・

こっちからムリしておせっかいしたりするから、成果が出ないのだなと・・・やはり求められてではないとダメですね。

・・・といって、学生さんよ、頼られるようにといったって相手に知られていてこそだからね。この辺が悩ましいわけよ(笑)