10月22日
学生4人を引き連れての野球観戦であった。
試合は、序盤に3ランで主導権を握った東芝がそのまま完封勝利となった。
個人的には、卒業生のトレーナーさんがいる三菱を応援していたので結果には少々残念であったが、レベルの高い攻防を見れたことに興奮させてもらった。
2試合目は、東京ガスVS伯和ビクトリーズ(広島)の試合であった。
東京ガスには、私が秦野シニアという中学チームのコーチをしていた時の教え子である高山投手が補強選手として出場していた。
試合前のアップ中に、「お~い、高山!頑張れよ~!」と声をかけたら、ニッコリ笑って「ありがとうございます」と返事してくれた!
しかしリリーフで登板して1失点しまった(汗)余計なプレッシャーをかけてしまったかもしれない(汗)
しかし、ピッチング内容に関してはレベルが高いと感じられて嬉しかった。
10年前に中学生だった教え子が社会人のひのき舞台で活躍しているのを観ると、嬉しさの半面、「俺もそんな歳になってしまったのか・・・なのに俺ってこんな状態でいいのだろうか・・・」などと色々と考えさせられてしまう・・・(笑)
まぁそれはさておき、「中学時代にああだった選手が、こういう感じになるのか!」という事を経験できることはコーチにとって大きい!
それは10年のスパンの見通しを語れるようになるからだ!
実績のある指導者は、こうした経験から、選手に将来の見通しを持って指導にあたることができるから落ち着いてできるようになる。
といって若い指導者はダメかというと、そんなことはなく、若いなりの指導もアリだと思っている。
計算なくエネルギーをぶつけることによってできる持ち味もあると信じるからだ。
そんなワケで高山投手の投球には私の10年を感じることができた。
試合は、東京ガスがサヨナラで接戦を制した。
3試合目は、これまた秦野シニアの教え子である秋山稔捕手(写真捕手)と、座間市立相模中学野球部での教え子の大野裕太選手が出場する七十七銀行VS日本生命の試合であった。
試合は、全国的な知名度では格上にあたる日本生命を相手に粘り強い戦いをしたが、最後は押し切られる形で負けてしまった(汗)
秋山捕手のキャッチャーとして、ピンチの場面でも、勇気を与える笑顔でチームを鼓舞する振舞いに私は嬉しくなった。しかし、そのキャッチャーのスケールに比べ、あまりに情けないバッティングに電話で説教した(笑)
大野選手も重要な場面でのピンチランナーとして出場するなど、私としても大満足な試合観戦であった。
こういう大会では、普段なかなか会えない野球人と出会えるのも楽しみというか、緊張感の一つである(笑)
高校時代の一つ上のエース投手に出くわし、いい歳して高校時代にもどった会話をしてしまった(笑)
今年から広島スカウトに転身した小林投手と同期の鞘師さんとも会えて嬉しかった。「小林から聞いてます!今度、大学にお邪魔させてください!選手の見方とか教えて下さい」なんて話になった。彼は大学時代から非常に研究熱心なナイスガイであった。
考えてみたら、本学はそういうニーズに応えられる大学なのかもしれないな・・・なんてことも面白く思った。
星林卒業生の中西啓太投手も試合観戦に来て、久しぶりに会うことができた。
中西選手は現在、1年生ながら帝塚山大学のエースとなり、投げまくっている!
2部リーグでベストナインとなる活躍ぶりである。
中西選手もこの舞台で投げてくれる日が楽しみである。
学生相手に能書き言いながら、教え子の野球を観戦する・・・ナカナカ贅沢でした(笑)