10月27日
いや~参りました・・・ まさかの日ハムでしたね・・・
何がマイッタって、私の父は大の巨人ファンでして・・・
このドラフト当日は、祝杯だという事で、出来あがった状態でTV中継を観ていたらしく・・・
その落胆ぶりはすさまじく・・・
しかも私に、その報告メールをしたところ、私のほうも「日ハムやるな~面白い!」などと返信してしまったものだからもう大変、
「俺はこの日を4年間待っていたのに!それを面白いなどと言うな!」
などと怒られてしまいましたトホホ・・・(汗)
あんまり、その件を真剣に考えてなかったので油断しておりました。
これからは相手のそれに対する思いを考えて発言しなければいけませんね。
つい、もっともらしい事を言っていい気になってしまいがちな私です。
以後、気をつけたいと思います。(反省)
ところで、先日、都市対抗を見に行ったとき、学生にビデオ撮影と、ストップウォッチ(SW)を持たせて記録作業をしました。
何を計測しているかというと、走者の走塁タイムです。
野球は、つい投手と打者の対決に目が行きがちですが、ゲームとしてはランナーと守備のどっちが早いかの競争です。
守備の技術も、綺麗かどうかではなく、いかにランナーより早いかが重要です。
・・・で、そのためにはどの程度の速度で動けばいいのか?
そんな基準を作るためです。
社会人の選手は塁間をどの程度で走っているのか?
この日観戦した3試合のほぼすべての打者のタイムを計測しました。
なぜ、全員の測定をしたのか?勿論、より人数を多く計測すればそれだけデータ数が増え傾向が掴みやすいというのもありますが、それよりも大切なのは多くの計測数をこなすことにより、計測者の「眼の感覚」も磨かれると思われるからです。
今回は1年生のM君とN君にその作業をしてもらいました。
不思議なもので、数をこなしているうちに「今のはこれくらいだな」と予測をしてからSWを確認するようになります。
その作業を繰り返すことで時間感覚が鍛えられます。
また、面白いもので、単純作業を数多くこなすうちに新しい気付きも出てきます。
「こういう感じの動きが速いんだな~」なんていう『感じ』を自分で持つようになります。
これは指導において強烈な武器になると確信しています。
こんな作業をしておくと、実際の現場に出た時に選手を評価する眼ができ、指導にも役立ちます。
私は学生時代の動作解析の作業で、延々と投手の動きをトレースしているうちに
「あ~この選手はここでこんな動きしてるんだ~」などという気付きがあり、現在の指導に役に立っています。
投手のフォームを指導する時に、私はタイミングのズレを修正する作業がメインになるのですが、それは自分の頭の中で形があってそれとのズレを感じているからです。
今回の1年生2人・・・
単調な作業の中から自分で気づきを作り出す面白さを味わってくれたらいいですが・・・(笑)
こうやってカッコいい事言ってますが、単に自分でやるのがメンドクサイからという面もあります。
1年の仕事ということで・・・(笑)
野球界ですから(笑)