10月18日
この日も、我が小林正人投手(写真)は登板し、しっかり自分の役割を果たしている。
ところで、落合監督は今年限りでドラゴンズを退団することが決まっている。
小林投手にとって落合監督は「自分の働き場所を見出してくれた恩人」である。
当時、コントロールに難のあった小林投手を、
「そのコントロールの悪さは打者にとっては怖いから武器になる」とむしろ長所に位置づけ、サイドスローに転向させ左打者キラーに仕立て上げた。
そして使い続けた。
この、『人を活かす』発想は素敵だな~と思う。
「あいつはこんなだからダメだ」と言えるのが賢いことと勘違いしがちだが、そんな生産性のない発想してる暇があったら
「あいつはこれやらせたらダメだけど、こっちだったら生きる」
というアイディアを出せるようにしたい。
そのためには、よく近くで選手を見ることが大切なのだと思う。
実際、小林選手に話を聞くと落合監督は試合前でもかなり選手をよく見ているそうだ。
(それは裏を返せばマスコミにサービスする時間を取って無い→不評となってしまうが)
・・・と、まぁカッコいいことを言ってみたものの、私の場合は頼ってくる選手や学生さんは大概が、行き詰っちゃってる状態なので、あんまりマトモなこと言っても救われないケースが多いからそう言っている、というのがホントのところなんですが(笑)
今回の落合監督退団の件・・
これはあくまで私論であるが、もうちょい巨人が強かったら、
落合監督のやり方も「巨大戦力への挑戦!」という視点で盛り上がるところだったのではないかと残念である。
かつての西武森監督も「強いけどつまらん」などと言われてしまったが、あれとなんだか似てる。
「結果がすべて」と言われるプロスポーツであるが、「結果の指すところ」ってゲームの勝敗だけじゃないというのが、プロのこれまた辛いところ・・・。
先日NHKの番組でナイナイの岡村さんが作家の伊集院さんと対談していて、
「自分でこれはイイゾ!と力を込めて作ったのがさっぱりで、じゃあついでにこれも一応出しておきますかという程度のが大ヒットしたりするから世の中は分からない」
「だから油断しちゃいけないけど、悲観してもいけない」というような話をしていましたが、そんな話とも通じるのかな~なんて思いました。
さて、クライマックスシリーズ。ヤクルト村中選手の復活も気になるところだが・・・
小林選手のいぶし銀の活躍をまた期待したいところである!
お祝いメールをしたら、「また色々相談させてもらいます」って返ってきたけど・・・
こんだけの成績出してる選手にもうネタなんてない(汗)
やっぱり今年もホル師に丸投げしよう(笑)。