kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

いい時間

8月末日

鳴尾浜阪神の2軍の球場)にいく。
この日は、阪神と中日の2軍の試合があった。

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試合後の中日の練習に見入っているミゾバタ少年(私も一人ならこんな感じ 笑)


我らが中日ドラゴンズ小林正人投手は今シーズンはまさに不遇のシーズンとなってしまっている。

本人の調子うんぬんよりも、チーム事情によりチャンスが全くめぐってこない

どういうことかというと・・・

小林投手の持ち味はいわずとしれた「左キラーである」
相手チームの強力スラッガー(金本、ブラゼル、あべ、よしのぶ、小笠原など)を必殺仕事人として仕留める役割であった。
一つ例をあげれば、
先発吉見が7回くらいまで投げ、左強打者のところで小林投手が出てきてアウトにし、きれいに浅尾につないで岩瀬で締める!
というパターンの時に抜群の働きをみせた。

ところが今年は、チームが絶不調!
まず先発が不安定この上なく、浅尾も病み上がりで不安定・・・さらに打線は低調・・・(というよりもともとあまり点をとらない)

まぁ、打線に関してはかつてあまりに投手が良すぎたので「3点取ればいけるべ~」という野球に慣れてしまっている。

その反対がヤクルトで「何点取っても足らん!」という意識が現在の強力打線となっている。
まぁこちらは3割打者ズラリと言っても
死に体の相手をさらに追い打ちした時の固め打ちと大量失点のあとに投手が四球を出さないこと優先の配球を狙うという追いつかない程度の猛反撃」で稼いだ打率ではあるのですが・・・(汗)

そんなこんなで、現在のチーム状況としては、確実に一人を仕留める役割よりもできるだけ長く投げてくれる人(特に劣勢のとき)の中継ぎのニーズになってしまっている。
監督が兼任なのも影響していそうだ。

そんな中でどうしているかと応援にいった。

この日の試合には出番は無かったのだが、そのあとに行っていた練習では腐らずにいつでもイケル準備をしている小林選手の姿があった。
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手前で投げているのが小林投手!球の伸びは抜群でした。

2軍の試合はこうした練習を近くで観れるのが良いところで私は大好きである。
希望に燃えてイキイキしている選手とそうでない選手がすぐにわかる。

野球の練習って全体で行うチーム練習と、各自の武器を磨く自主トレがあるのだがどちらが大事というよりも、どっちも重要で考えようによってはこの自主トレこそが「自分の向上」につながる練習なのである。

悲しいかな、高校生あたりになると全体練習をやって「やった気」になっているが実は自分自身のための時間はそこからなのであることを忘れてしまっているというのか「知らない」ような気がする。

自主練習といって何をやっていいやらわからん選手は多い。

技術論をああだこうだ言い合いながら練習できるのもこの時間であり、私なんかにしてみれば『野球人として最も至福な時間』である。

もっといえば「それが無かったらツマンネ~んじゃないか?」と思ったりするが、指導しているS高校の選手を見るとなんだかそうでもない(泣)
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「21番が右肩の開きを抑えてステップしたあとに腕を振りたいために202番をそこに立たせてシャドーしているんだろうな~」とか
「おっ!あの練習メニュー明日のS高校の指導で使ってみよう!」

なんてなことを考えながら観戦しているのがなんとも楽しいわけです(笑)

それとか、後ろでスイングチェックをコーチにしてもらっていたり外人がコーチと通訳まぜながら議論していたり・・・

各人がそれぞれやっている。 

あ~楽しそう・・・各自、それぞれなりに理論をぶつけたり質問したりしているんだろうな~と

高校生(私の接しているレベルのですが)あたりだとこういう議論に興味もないのがホントに不思議なんですが、
よく考えたらこれを「最近の~」という風には思えないな~とも思い出しました。

考えたら私の時だってそんなにいませんもん(笑)

いかにもコダワル私がいいような書きっぷりですが、
その後の人生を考えると・・・アハハ・・・(汗)


あんまりこだわるとトラブルのモトですからね(笑)

最近は好きな人だけにおさめないといけないな~なんて思ってます。
私がタダの変態だっただけです。

押し付けちゃいけませんね(笑)

プロと話しが合うなんて一見かっこいいように思っていましたが、ただのオタク同志の会話だったということを、こちらの大学生や高校生と触れていくにつれて、ようやく自覚してきました(汗)




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小林投手と(左2人目)記念撮影!


練習後に出てきて写真を一緒に撮ってくれました。

周囲の視線に気持ち良くした3人のオバカチャン(絶滅危惧種でありました。

好きな人にはたまらない出来事なのであります(笑)