「金本さんと最後にもう一回勝負したいっすね」
といっていたのは中日の小林正選手(写真左)である。
小林選手はいわずと知れた左打者キラーである。
試合終盤のここぞの場面で左の強打者に対してさらっと現れ、ササッと仕事をしてササッと帰る。
そんなプロ野球ならではの特色のある選手である。
小林選手がなぜここまでの地位を確立したかといえば本人の球が凄いとか言う前に、
「左の看板強打者がいてくれた」ということである。
阪神の金本選手はその代表格であった。金本選手が驚異的な活躍をしていたからこそ、それを抑える小林選手の価値も上がって行った。
こういう風に考えてみると、やっぱり相手あってのプロ野球なのである。
対戦する相手もレベルが高くあって欲しいというのがプロ野球である。
相手を尊重しているからこそ技術を磨く甲斐もある。
余談ではあるが 我々のような素人が、プロ野球選手と会話して戸惑うのが、選手が選手の名前を呼ぶ時に「〇〇さん」と「さんづけ」をするところである。(他チームであってもそうなる)
普段、我々は選手の名前を当然のことながら「さん」など付けない(笑)
しかし、小林選手などと会話していると「タニシゲさんが~」などとなるもんだから、こっちの学生たちも普段のように「タニシゲって~」などと言えるわけもなく、「タニシゲさんがそんな事をおっしゃられていたんですか~」などと「なんで俺たちがさんづけしてるんだ?」などと変な感じになるのが面白い。
話を戻す。
小林選手の価値を上げたのは、 金本選手だけでなく、ブラゼル、平野、鳥谷、小笠原、阿部、高橋ヨシノブ、前田らの名前が挙がる。
阿部選手の今シーズンの打撃は凄まじく3冠王を狙う勢いである。
こうなると、阿部選手との対戦には抜群の強さを発揮している小林選手の価値も上がるというものである。
しかし困ったのは来年・・・
金本引退、ブラゼルも帰国、小笠原も・・・一時代が終わった気がします。
岩本、筒香、川端あたりがもう一皮むけてブレークしてくれれば、小林選手の輝く出番がまた増えるんだが・・・
(やっぱり選手をさんづけしないで勝手なことを語るのは楽しいな~♪)
さて今シーズンもいよいよクライマックスです。
ブッチギリで巨人がいよいよM1です。
21日のヤクルト戦で決まるかもしれませんから注目ですね!
特にヤクルトの先発投手には意地を見せてもらいたいところです!(笑)
さてクライマックスシリーズ(CS)
チーム別の対戦成績をみますと
巨人と中日は(11-10 引き分け3)
巨人とヤクルトは(9-7 引き分け4)
中日とヤクルトは(7-13 引き分け3)
これを見ますと、中日に言わせてみれば
「巨人の独走を許したと言ったって俺たちゃやることやってるぞ!なんでこれで11ゲーム差なんじゃい!」という気持ちでしょう(笑)
ヤクルトにしたって似たようなもんで(笑)
じゃあ誰のせいだ
・・・ということを論じるとこの大学では怒られますので控えます(笑)
さぁ、他力でなく自力で決着付けたるわい!
こっちは負けた気がせんのじゃ!という中日の鼻息は荒いでしょうが、足元すくってやると一発狙っているのはヤクルトで、その中でも我らがM投手は中日に2戦連続完封したばかりで中日としては対戦成績以上に頭が痛いところか・・
巨人にしたって大勝利のペナントのように見えますが、実質のところ、チーム間の勝負としては僅差の勝利だったとも言えるわけで傍から観ているほど楽なものではないハズです。
とはいえ、これでCSでひっくり返ったらショックはデカイでしょうね~
このCSではM投手はかなりのキーマンになりますね!
中日が勝ち上がったらここぞの阿部選手の場面で出てくる小林選手に注目です!
いや~面白い!
CSの意味あるな~