プロ野球開幕しましたね。
開幕につまづいた巨人でしたが、徐々に息を吹き返してきました。
開幕以来、ずっと本塁打が出ないと話題になっておりましたが、ついにＦＡで移籍してきた村田選手がホームランを打ちました！
これは巨人にとって大きなきっかけになるかもしれません。
そんな大きなホームランを打たれたのが、我らが中日小林正人選手（左）であった。
この勝負、私は非常に面白く勝手に分析していた。（合っているかは分かりません）
実はこの前日にも二人の対戦があり、その時は、外角低めのスライダーに対してボールの上をひっかけてショートゴロであった。
そして迎えた次の日の『その打席』であった。
実はこの結果を私はライブでは見ていない。
結果はネット情報で知っていて、録画で確認した。
一塁にランナー長野を置いての場面で、小林投手は執拗に牽制球を入れていた。盗塁の気配がプンプンしていたのだろう。
そして初球、真ん中からインコースへの高めのスライダーを打者村田は「らしからぬ」大ぶりのしゃくりあげるようなスイングで空振りをした。
「変な振りするな～？全然合って無いじゃん」と私は思った。
解説者も「村田は大ぶりですね～これじゃ～打てないワケです」みたいなコメントをしていた。
つづく2球目は長野が盗塁成功・・・やっぱり仕掛けてきていた。
問題の3球目・・・昨日と同じく低めに、しかも前日よりはややインコースの厳しいコースに投げられたスライダーを、村田は手首で拾い上げるようなスイングでレフトスタンドポール際に叩き込んだ！
『なるほど～そういうことか！』私は勝手に解釈した。
昨日の打席があっての今日なのであった。
今日の村田は小林対策として低めのスライダーを上から叩くのではなく、下から拾う意識で打ってみようとしたのである。
だから逆に、初球の高めには変なアッパースイングの空振りをしていたのだ！
逆に考えれば、その初球の空振りでピン！
と来たならば高めで勝負したら面白かったのかもしれない。（結果論ですが）
低めへの投球がピッチングのセオリーではあるが、こういうレベルの攻防では逆もまたアリなのかもしれない。
もちろん、そうやってワザと三味線で初球を空振りして高めを誘うなんてのもあるのかもしれない。
一発勝負のトーナメントでは味わえない、お互いの攻防の妙味を味わえて面白かった。
お互いが力を認め合って工夫しあっているのだと感じた！
そういうレベルの投手であることがとてつもなく嬉しい！
贔屓のチームの勝敗に一喜一憂するのも勿論楽しいが、こうして個人の対決の対応を観て行くのも大変興味深い！
今年はそんなテーマで、中日小林投手とヤクルトの村中投手を追いかけるためにＣＳ放送の契約をレベルアップするハメになった（泣）しっかり元をとりたい（笑）
さて、そうやって追いかけたら、村田選手は村中投手に対してやたらと相性がよく昨年も6割の率を残しており、開幕2戦目でも2安打された（泣）
だから私はてっきり高打率なのかと思っていたら2割を切っていて驚いた！
相性も含めて観戦するのもまた面白い！
それにしても、 打たれた日にメールするのはナカナカ度胸がいるが、
「痺れる勝負を見させてもらってありがとう！」と送った。
「いらない事言ったかな？」と不安に思ったが
「やられっぱなしじゃいられないんで次はまた討ち取りますよ！」との答え！
こんなところが小林投手の魅力です！
次も応援するぞ～！
