柔道整復学科合格率100%お祝い会の最中に携帯に着信があり留守電が・・・
「川崎です合格しました」 とのメッセージ!
おお~!グレイト!
なんのことかというと、日本体育協会公認アスレチックトレーナー(AT)に合格したのだ!
この写真は、先月の卒業式前に、『AT2次試験受験ご苦労さま会』をした時のものだ!
この資格は非常に合格率が低く難関なのである。
一次試験の筆記テストの通過ですら大変なのである。
あんまり難関なもので、『ATとるぞ~』と張り切って入学してきた学生さんなのに敵前逃亡が続出するという状況である(汗)
その筆記試験をなんとかパスし2次試験を受験した5名(写真左からY瀬さん、Y松くん、川崎くん、S田くん、キクリン)は非常に優秀なメンバーである。
「川崎くんは分かったけど他のメンバーどうだったのよ?」と心配された皆さま・・・
私、この食事会・・・
「合格するのは2人くらいじゃないの・・・」などと思っていたので結果が出る前にやったのですが・・・
ナント! ここにいる5名は全員合格いたしました~!
学生さんも大したものですが、トレーナーコースの先生方の努力が実られた結果だと思います。おめでとうございます!
この5名は、皆非常に細やかな感性の持ち主である。
相手の心の痛みを感じることができるので、間違いなく素敵なトレーナーになれる!
さて、先ほど敵前逃亡が多い!と書いた・・・
自分の担当ではないコースのことなので「大きなお世話」と言われてしまえばそれまでなのだが・・・
どうも、敵前逃亡してしまう学生さんの話を聞いてると、
「合格しそうもないから」とか、「資格持ってても食えない」とか、
中には「日本のトレーナーのシステムがおかしい」などと豪快な屁理屈をいうパターンまである。
私は何もここで「トレーナーシステム」についてどうこういうつもりはない。
私が問題視しているのは『決断の重さに対する感覚』についてである。
人生は大なり小なり決断の連続と言われる。
その中には「どっちでもいいや」という程度のものから、「人生の分かれ目!」になるような重要なものもある。
責任が発生する決断!そしてその範囲も大小さまざまである。
さて・・・
大学を決める。学部を決める・・・
これって結構大きな決断の類ではないでしょうか?
それを簡単に(本人とっては簡単ではないでしょうが)変えてしまっていいのか?
私が心配になるのはそういうのってクセになるような気がする・・・
そして18歳の決断を放棄することは、それまでの人生を否定することにつながりはしないだろうか?
例えば、甲子園に出たいと思って名門野球部に入り、苦しい練習をしたけども1回戦で負けてしまった(私)とする。
じゃあ、出れないのは一緒なんだから途中で辞めたのと同じかと言われれば甲子園という事に関しては同じだが、その次の目標に向かうスタートという点では全く違うと信じる。
試合放棄と、出たけど負けて(不合格)しまったのは等価ではないと思う。
18歳の自分の決断を軽んじないでほしい!
と思う。
決断といえば、冒頭の食事会で理事長に
「十億単位の借金を決断する時の心境」について聞いてみた!
理事長は優しい口調で真剣に私に語ってくれた。
「そりゃあ怖いよ、計算したらやれないよ。でも自分でこれは世の中の役に立つ!と信じてるんだからやるんだよ」
極めて贅沢な、「痺れる男の時間」を過ごせた夜だった。