新年度になりました。
つい先日、卒業式で「は~彼らともお別れか~」などと思っていたら新入生との新たな出会いがまた始まりました。
「また最初から説明すんのかよ~」などと思いながらも、
「どんな学生さんが来るのかしら?」というワクワク感もあります。
この仕事の醍醐味であるのかもしれません。
・・・などと新入生に思いを巡らせていたら、天龍源一郎のようなパンチパーマになって私の研究室に現れ、
「だんじりについて授業で1時間語らせろ!」
などとムチャを言ってくる3年生などもいて、これまた教員という仕事の醍醐味かもしれません(笑)
さて、うちの大学は、とりあえず成績で「自分のいけるとこはどこかな?」というノリで進学する大学ではないのでいわゆる偏差値的なものはバラバラな大学である。
成績で決める大学ではないだけに、必ず進学の際には動機がある。
そんな中で、憧れの先輩のようになりたい!
ということで、入学してくれたのがフジノくん(写真右)である。
H徳学園野球部の出身である。
H徳学園といえばタケダ先輩(中央)である。
かなりお世話になっていたのかと尋ねると、「いや・・・あまり」といった反応。
どうやら控え選手であった彼にはタケダ氏の関わりは薄かったらしい。
まぁ100人以上いる部であるからいたしかたない。
・・・・と、別にタケダ氏の悪口を言いたいわけではなく(笑)
あのとき遠い存在であった先輩の姿をカッコイイ!と感じて入学してきてくれた。
こういう具体的な目標があるのはいいことだし、さっさと取り組み始めることができる。
実はミートも、かつてH徳のお手伝いに行ったときに顔見知りになっており、連絡を取り合いながらフォローしてくれている。
鉄は熱いうちに・・・
と言うワケで「ヨシ!それじゃあその憧れのタケダ先輩に会いに行こう!」
ということで早速、熊取にあるタケダ氏の職場「タチリュウジム」を訪問した。
私としては、私の車を見て到着を察知したタケダ氏がすぐさま出口まで出迎えてくれて、それを見たフジノくんが
「あ~この先生はあのタケダさんがこうやって敬うほどの先生なんだな~」と感動するというシナリオを描いていた・・・・
しかし、行ってみたら、タケダ氏になかなか私と気づいてもらえず「あんた誰?」的なスタッフ間の空気の中で、
私が一生懸命「あの~関西医療大学の教員をさせていただいている者ですがタケダさんを訪ねて参りました~」と情けない声で入店・・・
フジノくんは「ナンダ、この先生、大したことないんじゃないか?」と思ってしまったことであろう(汗)
なんとか、タケダ氏と会うこともできグランドとはまた違う再会を果たすことができた。
フジノくん本人も喜んでいたようでヨカッタ。
タケダ氏からも「よろしくお願いします」と頼まれた。
もうつながりで逃げられないのも可哀想であるがそれが野球部であるし、
野球をやってきた価値でもある(笑)
さて・・・悩み多き組員たちは堂々と先輩できるかな?
これまでみたいにウジウジしてられんぞ(笑)
楽しみが増えました。