kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

卒業式

関西医療大学の卒業式がありました。
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左からフジノくんハヤシデ隊員、ミゾバタくん、ニシくん、サダくん、ニシくん(これは弟)

卒業するのは左から三人目のターミネーター監督の子分のミゾバタくんとその隣のニシくん

手に持っているマグカップとネームプレートは千里所長の会社で作ってもらったオリジナル記念品である。(かなり喜ばれましたありがとうございます)

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胴上げもできました。

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星林高校野球部出身の二人も立派に卒業となりました。
左はスギタニくん(柔整師)、右はハシモトくん(看護師)

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卒業式のあと、同じホテルのパーティー会場で謝恩会の司会をするミゾバタくん

この司会が、なぜかうちの組員がやるのが伝統行事みたいになっているがどういうことか分かりますでしょうか?(一応、卒業生は200人以上いるんですよ)

これの準備をする実行委員長になっているわけです。

どういう仕事かというとホテルとの段取りのみならず、参加の呼びかけを学生や教員に回ります。スタッフは同じ学生ですが皆、国家試験直前です。

「私は国家試験前なんだけど~」と協力してもらえません。

「いや・・・俺もなんだけど・・・」
という言葉をグッと呑み込んでやっております。

会費もそれなりにかかるものでこれも嫌がられます。

「俺は出たくないし・・・」という輩も沢山います。

アタマを下げて回っている学生の学科の教員ですら参加を蹴飛ばす始末・・・

このなんともモヤモヤとした感じ・・・

なんで

欠席された時の敗北感同じ卒業生の幹事学生が感じなければならないのか・・・当たり前だが、彼らも国家試験前のナーバスな時期なのである!

私は毎年この絶望と闘っている組員を見ているのである。
思えば、昨年は大将君がやり、その前はミート(水島さん)でその前は深尾さん(現三菱神戸トレーナー)・・・
昨年の大将君もその前のミートも、その前の深尾くんも皆傷ついた

そもそも、感謝もされないような付き合いしてる教員なり大学が情けないというのか・・・

さすが組員だけあって、先生方に失礼が無いようになどと神経を使う・・

その中で「俺は卒業生だ、会費払っているんだから元とるために楽しむぞ~」と、
はしゃぐバカ学生にそれを泳がせている教員!

「まぁ最後くらい」というならば、そこで神経すり減らしている幹事もこれまた最後の学生で・・・

同じ立場の学生がやっている心意気すら感じられないで何が国家試験合格率だバカヤローなどと思ってしまう。


「頼まれたら断らないでやったれ」という私の方針というか背中を見せすぎたか・・・

それにしても皆さん、のっかりすぎじゃないの?

まぁ、こういう仕事をするといかに普段は調子のいいこと言っていても「土壇場で逃げるのが多い」ということをまざまざと見れて「誰をアテにすべきか?」も見極められるようになるものですね。
こういう時に頼りにならない資質のやつがトレーナーなんてなにすんの?なんて思ったりして。

逆に普段は物静かで頼りなさそうだったのに、そういう時に逃げないでいてくれる人がなんてありがたいか・・・

思えば私も大学時代に本来の役だった人間が土壇場で投げだすという状況になり、慌ててビンゴの景品を買いに行ったり、パーティーの司会進行をやるハメになり、参加した教授陣やら学生やらから「お~い段取り悪いぞ~」などとブーイングを浴びたという経験があります。
まぁそいつは最後は投げるヤツだということは分かっていて、兆候もあったんで覚悟はしておりましたが(笑)

まぁ、2年前のミートは成績的にもギリギリというかどちらかというと危ない状況だった中でよくぞ両立したものです。

大将君も表彰される成績を収めましたしね。

結果的には国家試験も通ってメデタシで良かったですけど・・・
まぁ大学の中心になる学生を毎年育てていると思って腹を収めるけども幸い来年はタマがいないので大学としても考えなければいけないだろう。

ちなみにそのあとの学科のクラス会の幹事までやっておった・・・

確かに、こういうのは凄い勉強にはなりますけどね。

誰もやりたくない仕事というのは実は宝の山だったりしますけどもね。

トレーナーなりが主になりえないのはこういうところの器なんだよな~ ナンテ

「誰もやらね~ならヒトハダ脱ぐか」
でいけるヤツを育てたほうがいいんじゃないのと

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左から二人目がミゾバタくん

ナカナカ器用な芸も持っとりました・・・案外スキでやってんのかな(笑)

それにしても今の学生ってなのか、うちの大学だからなのか、身内のパーティーをけっこう大事にしますね・・・

普通、卒業式って教員は、ぶつぶつ言わずに送りだしてやるものなんだろうけど私はこの雰囲気が大嫌いである。

散々迷惑かけておいて最後にこれでチャラみたいな雰囲気になるのが腹立つのである。

よく、「あんなダメだったのがこんなに立派になって」などというが
ホントに思ってんのかよ?などと思ってしまう。

学生もいよいよ最後で新たな甘えられない世界にいくからとこういう時にはやたらと素直に話を聞いたりする。

「なんだよ、メチャクチャびびってるじゃね~か、こんなのにお前は立派だ、もうこっちにくんなよって・・・なんて殺生な・・・」などと思ってしまう。

そうなると「もうちょい伝えてやりたいことがあったな~」などと思うが時間がない。
「先生の話をもうちょい聞いておけばよかったです~」などと言われたって
「おせ~わ!」などという思いと
「最後に可愛くなんのヤメテクレ~、憎たらしいままで卒業してくれ~」と思うのである。

「まぁ、教員なんてそういうもんですよ」

とこれを読んでいるのが教員のお方であればそう冷やかに笑われるかもしれないが、私はカラダも小さいが心も小さいのでそう思うのである。

まぁ組員に関しては
「これでよ~やく組長から解放されるぜ~」とばかりに毎年晴れ晴れと出ていくもんでそれはそれで
「そんなに嬉しそうにすることね~だろ」とも思うが・・・(笑)

つくづく最近思う・・・
「俺って職業としての教員に向いてないんじゃないか」と・・・

全然サッパリしてない!爽やかでない!ドロドロしている!怨念の塊である!
いつまでもウジウジしている!気持ちよく送り出してない!恩着せがましい!セコイ!

う~ん、おわってる・・・

NHKでプロレスラーの長州力が故郷の山口県を旅する番組を見た。
吉田松陰」の紹介があった。
松下村塾」からとんでもない弟子がでて後に時代を作っていくわけだが、
実は吉田松陰自体は色々と行動をしたものの成功した例が無かったそうだ

それを弟子たちが引き継いだのだという。

先鞭をつけるのがもの凄かった」と番組では紹介されていた。

そうか・・・
ちょっと大それた引き合いで恐れ多いが、私の生き様を近くで見ていた弟子たちがどうにかなるのではないかと思うことにしよう。

私がいろいろやってズッコケたところを沢山見せているから勇気が出るであろう

特に野球なんてちっとも勝ってないしな・・・(泣)

これはO山監督の責任でもあるとなすりつけることにする、あの監督は卒業させね~ぞ!(笑)