3月7日
関西医療大学の卒業式があった。
わが社の大将くん(写真中央のエラそうな人)も無事に卒業!
もう一人のY君(その右の大人しそうな人)も無事に卒業できた。Y君は私がサポートをしているS高校野球部出身であるという意味でもなんとか責任を果たせてホッとしている。
大将くんに関してはこのブログの読者の方であれば頻繁に登場してくるのでご存じのことと思うがこの4年間、彼には随分と活躍してもらった。
食の細いミート先輩のサポート役として残飯処理班としての彼の能力は見ての通りさらにレベルアップした(笑)
私の競輪の貴重な良き友でもあった。
どこに出しても好感をもたれる彼のキャラクターは、単に私の右腕としてだけでなく、関西医療大学においても絶大な存在感を放つまでになっていた。
学生だけでなく、教職員、事務員さんに用務員さんに至るまで、大学内での知名度はナンバーワンであったと思う。
さらには熊取町のバァさんたちにも絶大な人気を誇っている(笑)
そのおかげもあって、この大学において最大のヤマ場である国家試験の時期に卒業パーティーの実行委員長として、ホテルとの交渉やらビンゴ景品の段取りやら集金の呼びかけやらと、皆が嫌がり『他人のフリを決め込む業務』をやる流れになってしまった。
それにしても・・・この卒業パーティーの委員長、去年はミートであっただけでなくその前はF尾さんと3年連続で組員がやっている・・・
「誰もやりたくない業務ならお前がやったれ!」というのが私の組員教育のモットーと別に押し付けているわけではないのだが、どうも私のやっていることがそういう風に見えているらしく、組員の伝統の中でこれが最後の組員修行のようになっているらしい(笑)
普段、学業方面にはてんで無関心の私であったが、なんとこの大将くん成績優秀者として表彰までされていた。
これはお見事である。
私好みというか、イカした大学生ってのはこうでなくっちゃと思う。
試験のために他者を顧みずコツコツやるってのも立派といえば立派だが、他人の面倒もみて、さらに自分も遊びつつ、多くの大人とじっくり語る時間を持ちながらも自分の腕を磨く!それぐらいのスケールでいかなきゃそもそも他人の面倒をみる医療人なんてなれないのではないか?
大学で「授業やってた先生が出す問題」くらいそりゃできる、だって分かるように話をしてくれてるんだから。
ちなみに、大将君は常に席は一番前(教卓前)である。
それは私の教えである。勉強面での唯一の強制はこれです。
うちの組員は前に座るのがノルマです(笑)
前に座って先生とマンツーマンの関係に持ち込むのが奥義です(笑)
前に座ると眠くなりません。眠くなっても「あ~こいつは疲れているんだな」と同情してもらえます。(ミートが多用していた技)
実はこれは社会に出てからも使えます。
ビジネス書に書いてあるくらいです。
私も講演などは前で聞きます。前にいるだけで一生懸命に見えます(笑)
先生と目が合ったら眉間に力を込め、口を一文字にして頷きます(笑)
そうすることで先生と仲良くなれます。仲良くなると問題に抵抗感が無くなります。むしろ愛を感じます。
あと前だと足を伸ばせます(笑)
大将君は、私との時間も大事にしてくれたが、自身でも治療家として治療院に勤めながら腕を磨いていた。
彼の根本にあるのは人が好きであるということだと思う。
この感覚は今後さらに活かされるのではないかと思う。
心配なのは生活習慣病くらいである。これは真剣に考えなければならない(笑)
今後の彼の活躍が楽しみだ。
それにしても私は卒業式の学生を見ていて感動するような感情が湧かない・・・
それどころかむしろ「よ~し、やっとこの日が来たぜ、今まで学生だから許してたけど今日からはフェアなおつきあいだからな」
などと、まるで野球部で仮入部が終わった1年生を待ち構えている上級生のような気分になるのはなぜでしょう(笑)
とりあえず卒業おめでとう!よくここまで頑張りました オレ(笑)!
これで学生じゃできなかったつきあいができるぜ~
他の学生と平等にしないとイカンとか国家試験にさしつかえるとか、色々と気を遣ってましたからね~(笑)