3月9日
関西医療大学卒業式が行われた。
ヘルスプロモーション整復学科(柔道整復学科)は担当科目も多かったので思い入れが強い。 ナカナカ個性的な学年だったので悪戦苦闘の日々であっただけに、この日、卒業するヘルスの学生さんの顔を観ると感慨もひとしおである。
とはいえ柔道整復の専門の先生の苦悩に比べたら大した話ではないのだが・・・
なにせ、こっちは国家試験の合格率という問答無用の基準と闘っておられる。
こりゃ~さすがに厳しいのではないか?
と思っていたら、ナント見事な成果があがりそうな気配である!(まだ正式ではないので)
ホントに凄い!うちの専門の先生は!
人は情熱を注がれると変われることを目の当たりにしました!
さて・・・
「あれ?組員の卒業は感慨深くないの?」
と思われるかもしれません。
私も感動の涙でも流れるのだろうか・・・・
と思っておりました
・・・が 全く流れませんでした(笑)
まず右はしの深尾くん(三菱重工神戸硬式野球部トレーナー内定)と、
左端の川崎くん(関西創価高校職員内定 野球部トレーナー)が同級生とはしゃいでいるのを見ていたらムカムカしてきました(笑)
中央の新井くん(岸和田市のクリニック内定)を見ていたら、競輪に行きたくなりました(笑)
彼らを見ていたらなんだか、悪い微笑みが出てきました。
「ようやくこの日が来たぜ・・・」
この感情を、野球部で例えますと、奴隷のような1年生を過ごしてようやく2年になり
「さぁ1年が入ってきた!今まで先輩にやられた分の腹いせをしてやろう」
と思っているが、まだ仮入部なのでウソの優しさで誤魔化していた。
しかし、いよいよ本入部になり
「こっから上下関係の解禁じゃ~」とウキウキしている時の喜び
と言う感じです(笑)
どういう事かと言うと、この大学においては私の野球なんてのは課外活動以外のナニモノでもなく、この大学における本道の国家試験合格に対してはむしろ害になるのではないかという懸念もされておりました。
実際、私もどんなもんなのか分からないので、仮入部の部員のように「これる時おいで状態」でありました。(周囲からみたら「あれで?」かもしれませんが)
ですから、深尾くんが来たい時にきて長話をし、来てほしい時に「今日はコンパで忙しい」と言われてもグッと耐え、
新井くんが突然、音信不通になっても競輪場に呼び出して優しくし、
川崎くんが私のうしろで舌を出していても泳がせておりました(笑)
彼らはいつも私に「こっちは国家試験を控えている身なもので」というカードをちらつかせて仮想2年の私を牽制しておりました(笑)
私は「キサマら卒業したらおぼえとけよ~」と念じておりました。
さぁ、晴れて国家試験も合格の見込みとなり卒業です!
センセ~と寄ってきてくれた彼ら・・・バカめ!(笑)
「貴様ら、まさか私がお~オメデト~これまでの事はチャラだから~」なんて
感動するとでも思ったらオオマチガイジャ!
どこの世界に最初から最後まで優しい野球部が存在するか!(笑)
彼らの就職先は皆、野球界・・・・
私の仮入部期間の泳がせ作戦大成功!
ここからは野球界に本入部・・・
ムフフ、これからの彼らとの付き合いが楽しみでならない(笑)
とりあえずおめでとう!私
お~い! 竹田~!藤田~!
新入部員3人入ったぞ~
やっといて! (野球界隠語)