先日紹介したＡ選手から質問メールが・・・・
『テークバックをうしろにしたら故障しませんか？』
いいね・・・その視点
さぞかし、マジメに身振りをしながら読んでくれたことだろう。
私は一応、野球界で言われている指導方法は押さえてある。
（これ結構、重要ですぜ、野球に絡みたいと思っている学生さん、相手が持ってる理論を把握しとかんと）
なんたって、指導者向けの野球雑誌『ベースボールクリニック』を中学1年から年間購読しているのだから。
『〇〇の指導者はこういう表現をしている』とか、
感じながら野球指導書を読むのが趣味の一つだった！
『ＴＣＡ理論』に始まり、某氏の『ピッチングの正体』から『バッティングの正体』などの「スパイラルモーション」やら「スクラッチモーション」の作者が名付けたカタカナモーションの実践にどんだけ時間を費やしたことやら・・・（笑）
まぁ、『シンクロ打法』まではマジメに読んだが『うねり打法』のあたりで精神的に限界になり、ジャイロボールってあたりでそういう「おっかけ」にキリが無い事を悟り、最近はやってない。（笑）
（上記の文章を分かって読めた人は愛すべき野球バカ 笑）
そういう本を読みまくった影響が、このブログに影響を与えていることは否めない（笑）
というのは、野球人で自分で勉強している人ならばツボであるような表現をしているからだ（商売上手？ 笑）
というわけで食いついてきたＡ君からメールをいただいた。メンドクサイから電話をかけてもらった。
まだ顔も見た事ないのに90分の長電話になってしまった。
本学のＨさんをとっかかりにして私まで辿りついた根性はそれだけでも価値がある！
予想通りの愛すべき野球バカだった！（最上級の誉め言葉）
なぜ彼とそれだけ話ができたか？
それは、 マジメに野球界で言われている指導を聞いて生々しく実践しようとしてくれていたからだ！
おかげで、ちょっとした勘違いから投手の悪循環にハマっていることがよく分かった。
『こんな風になってるでしょ？』
という私の問いかけに、
『まさにその通りなんです』と驚きの連発であった。
あまりにリアクションが良いのでついつい気持ちよく話をしてしまった。
明るいマジメさは気持ちいい！
自分で悩んでいるから答えが出た時の喜びも倍増なんだと思う。
やっぱり悩めることも能力だ！
ちなみに彼は左投げでＭＡＸ141キロだそうだ・・・
Ａ君よ・・・プロの評価基準は左は5キロ増しだからね！価値あるよ！
さて・・・
散々、説明したからこの写真1枚で分かるよな！
このボールの位置はセットした時の位置からあまり動かしてないと思わないか？
肘・・・挙げてるのかこれ？
そして、重要なのは
マウンドという山から左半身は落ちて行っているのに上体は地面に垂直に立っている・・・
てことは本人の主観は・・・上向き？下向き？
良い子は、この写真のマネして、シャドーピッチングするのはくれぐれもやめましょう！
この写真と同じ動きが平らな床で出来た時、貴方のシュートは完成するでしょう・・・
そしてそれは治療院の患者さんが一人増える事を意味します。
竹田さんが喜びます・・・
ネットでつながる初めての体験でした・・・
野球人の出会い系サイトも悪くない・・・（笑）
