9月6日
このブログの熱心な読者(親族)から
「最近の組長ブログ疲れてるんじゃないですか?ピッチングで言えば置きに行く球のようになってませんか?ホルモン3人前食べて気合入れたらどうですか?」
と痛烈なご意見が・・・・
う~ん、見事な表現・・・さすが我が親族 思い当たるフシはある。
最近、ミートの気まぐれな行動に振り回されているうちに、疲れちゃってるような気が・・・
自信満々だったくせに、赤点が複数(本人は1コあるかないかと予言してた!)あるわ、
『すいません、今日は用事があるのですが、すぐに済ませて組長に会いに行きたいです!』と泣かせるセリフを言っておいて、
パチンコ行った挙句に、負けて、晩飯のタイミングで現れてメシだけは食って帰るわ、
本屋に行くと約束していたのにも関わらず、豪快に寝過して夕方、メール(笑顔絵文字付き)で済ますわ・・・etc
『生々しく行かんかい!』と指導してたら、もうやりたい放題なのです(涙)
そんな悪戯猫のようなミートは今日は不在・・・私をおいてパチンコに行ったらしい。
段々、私に似た大学生になってきてしまった。
研究室で放心状態になっていると、灸道部の学生が尋ねてきた・・・
「すいません、部活の方に来ていただけませんでしょうか?」
そうです、私は灸道部(キュウドウブ)の副顧問なのです。
今日は顧問の先生が不在なため、私にオファーが来たのです。大学の規則として、「教員が不在の教室で火を扱ってはいけない」のです。
「ヨシ!今から私が指導に行くから」と力強い返事をして、活動している実習室に向かった。
現在、10月末に行われる学園祭に向けて、練習中なのである。
出し物はお客さんに箱灸、棒灸、温灸などを体験してもらおうというものである。
これはナカナカ気持ちいいのである。
副顧問として私の指導・・・それは・・・
ひたすら、学生の施術を受けることである。
箱灸、温灸、棒灸を受ける私・・・
「厳しい意見をお願いします」なんて言われるが、ホントに気持ち良くて意識が遠のく・・・
「いや~気持ち良くて文句はございませんムニャムニャ・・・」というのが精いっぱいです。
「先生、筋肉をほぐさせていただいてもよろしいでしょうか?」と今や部のリーダーのU村君(写真)が尋ねてきた。
「ほぐしちゃってください」と私 彼は現在、筋肉への徒手療法に興味を持ち、勉強しているらしく、それを試したいのだという。
私は彼の手技に驚いた。一つ一つの筋肉の方向に合わせてほぐしてくれた。
そして「これは〇〇筋で、ここからここへつながっています」などと好感のもてる雰囲気でやってくれた。
U村君は東洋医療コースの3年生で私の授業にも出ていた学生である。物静かな雰囲気で目立たないが、その授業への真摯な姿勢は非常に印象深かった。
その彼が知らないうちにこんな技を身に付けていた・・・
これだ・・・この大学の凄さは・・・
慌てず騒がず、黙々と力をつけている学生が確実にいる・・・
『今度の12月、プロ選手が来た時は頼むぜ!』
『わかりました、ありがとうございます』 彼は物静かに応えた・・・
また新たに魅力的な学生を発見したぞ・・・
このブログを見ている先生方、学生さん、灸道部のお客さんで来てくださいね!