東京出張を終えた後、「一杯どう?」と声をかけたら「こういう急な感じがいいですね~」と二つ返事で来てくれたのは、昨年、現役を引退した元東芝ラグビー最強フォワードの野人さん(左2人目)であった。
そしてもう一人、K大学4年の、ノリアキ君(左端)であった。
ノリアキ君との出会いは、彼が大学1年生の時に私が体育でソフトボールを指導した時である。僅か半期であった。
しかし、私は彼の取り組み姿勢を見て一発で惚れ込んだ!
それは別にソフトボールが上手いということではない!
私は体育の様子を見れば、「多分、この学生のレベルはこんなもんだろうな~」というのが大体分かる!
それは、スポーツを楽しめることは実はかなり高い教養であるからだ!
やはり大きいのはスポーツマンシップである。
正々堂々と一生懸命に勝負をし、周囲と気持ち良くプレーをする。
そんな人とスポーツをするのは心底楽しい!(その反対は最悪)
だが、これは、同級生の中でいざやるとなると結構難しい。
私だってそうだったような・・・
つい、一生懸命やってミスしたりすると恥ずかしいから手を抜いてやるようなポーズをしてみたりしてしまう・・・
「『カッタリ~ナ~』なんてポーズを取るのがカッコいいんじゃないか?」なんて、今思えばタイムマシンに乗ってあの頃の自分の頭を引っ叩きたくなるような態度をしていた記憶がある。
あ~恥ずかしい 最低のカッコ悪さです・・・
そんな私にとって彼の動きはまぶしいものであった。写真の通り、眼は輝いているし、エラーしようが三振しようが、ハツラツと楽しそうにプレーしていた。
こういう人を見ると分かってない人は
「悩みが無さそうでいいね~」とか「ノー天気だな~」
などと揶揄することが多いがトンデモナイ!
こういう学生ほど、かなり周囲に対して繊細な神経を持ち合わせており、ちょっとした発言や行為に心を痛めているものなのである!
でもそれをグッと堪えて頑張っているものである!
これは結構な孤独な戦いである!
それを超えての笑顔である!
こういうセンスは年齢じゃ無い!いい大人でも出来ない人は出来ない!
「こんな学生は絶対に腐らせてはいけない」
だから、放課後、当時1年生だった彼をよく食事に誘い、
「そのセンスだからこそ紹介できる大人が必ずいるから!」と励ましていた。
時に涙を浮かべる彼の表情を今でも思い出す(眠かっただけの可能性もあるが 笑)
てなわけで、紹介したのが哲学するラガーマンの野人さんである。(大人ってそれかい!と突っ込まれそうだが、面白いから 笑)
ちなみに、彼はこの就職氷河期に見事に大手化粧品メーカーに就職が決まった!
やっぱこういう学生は選ばれる・・・
そして、20時半まで仕事であったが、藤田くん(右端)も呼び出した。すぐに飛んできた!この辺は大したもんである!
(私の言うことを聞くようになったという意味ではなく、出会いの価値を重視するようになったという意味)
野人さんには、「東芝の世界を見せてやってください。できればトレーナーさんにも会わせてやってもらえませんか?」とお願いした。
『そりゃ~組長に言われたなら』と野人さんも言ってくれた。
本当にありがたい。
てなわけで、年齢は10以上離れている上にそれぞれが初対面なのにも関わらず、「初めて会った気がしない」ような会は最初から盛り上がった!(ブログ効果?)
ノリアキくん! 君だったら社会人は絶対に面白い!
怪我したら藤田さんに診てもらいなさい!
物足りなくなったら野人さんまで連絡だ!(笑)
そしてブログにコメントしなさい!(笑)
藤田くん、
後は自分で広げるように!
定型文は使うな!
自分の言葉で語るように!