野球シーズンもいよいよ大詰めとなってまいりました・・・
そんな中、以前、このブログ(9月6日)でも紹介した東海大の景山選手(3年)から連絡がきた。 なんと、強豪のひしめく首都大学リーグで首位打者(打率.447 打点10 本塁打2)とベストナインのタイトルを獲得したということであった!
春のリーグ戦では開幕戦でのバント失敗から2軍落ちした屈辱を味わった景山くんの見事な復活!
本人いわく、「精神的に安定してきたのが大きい」とのことで、本学に来て、
いろいろな先生と話をしたのが大きかったと言ってくれている。
先輩の大野選手も「あれからアイツはかなり変わりました」と言っている。
野球のバッティングというのは、点を取るための攻撃動作なのではあるが、そもそもが受け身なので、同じ攻撃でも自分でキープしたボールを蹴るサッカーやバスケのシュートとは異なる。
だから、3割打てれば上等!な世界なのである。
そこで、目先の結果に囚われると、自分を見失ってしまい泥沼にはまってしまう。
とはいえ、『ここで結果を出さなければ外される・・・』というプレッシャーの中でこれができるか・・・
初志貫徹か・・・『臨機応変』なんて言葉もちらつく・・・
こんな時、「どこは貫徹でどこを柔軟にすべきか・・・?」
まぁこの辺の迷うのがスポーツの醍醐味ですね!(変態ですか?笑)
ともかく、目の前の一打に対して、自分のやるべきこと(やれること)を遂行する根性が必要なのである。
しかし・・・ 言うは易く行うは難し・・・・
ましてや、春に2軍落ちを食らっている状況である。これはナカナカ試されるシチュエーションでした。
秋シーズン前、2軍の練習からスタートした彼は腐ることなく目の前に集中できたようです。
3年の秋にようやく結果を出すことができました。
絡んだ選手がイキイキしてるのはありがたいです。
何か技術がついたとかいうのも、それはそれで嬉しいんですが、人として関わってそれが大きかったと言われるのは嬉しいですね。
ただ、『一体彼は、何やったんですか?』と聞かれたときにカッコいい答えができないんですが・・・(汗)
メンタルの指導っていうのも違うしなぁ・・・(笑)
野球オタク同志で議論できたのが力になりましたかね(笑)
彼は野球が好き過ぎてちょっと会話が飛んでいる(笑)
私なんかは面白いんですが「そりゃ同年代には面倒くさくて嫌がられるでしょ~?」って言ったら「そうなんです~」だって(笑)。
だから、大阪まで来て私らと会話して、「世の中にはこんな熱苦しい人がいるんか~!」と嬉しくなったみたいです(笑)
オタク(マニア)同志の議論はエネルギーが湧き出ますからね・・・本人同志では(笑)
逆に温度差があると、お互いエネルギー消耗へと傾きますが・・・(汗)
NHKの番組で「ディープピープル」ってやってました。
すし職人同志のマニアックトークは最高でした(笑)おまかせで握るネタの順番を、野球の配球になぞらえて、『初球は変化球(コハダ)で技見せて・・・』なんて本人同志でニヤニヤして話をしている様は「幸せなんだろ~な~」と面白かったです。
そういうのを求めてる時代になりつつあるんじゃないかと感じる今日この頃です。
ディープな人とニヤニヤするにはこっちもディープなネタを持っておかねばニヤニヤできん!
と思ってます(よく分からん例えですが 笑)
プロ野球のクライマックスシリーズの中日の登録メンバーが発表されました。全員登録抹消という「オレ竜」スタイルの中で、心配してましたが、清水昭信選手と小林正人投手がめでたく登録されておりました! この二人に視点を置いてプロ野球見るのもディープですよ(笑)