kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

野球練習論その③「八百長練習は指導者から始まる」

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ようやく、八百長練習の話題です。(汗)


 例えば『走者3塁でのスクイズをめぐる攻防(これはよくやる設定)』の戦術練習をするとします。


 野球は攻撃守備が分かれているスポーツです。


ですから、監督は守備側と攻撃側にメンバーを割り振ります。


ここで早くも八百長の空気が漂います。


なぜなら、選手はそのメンバーの割り振りから


攻撃がメインの練習なのか守備がメインの練習なのかを読みとるからです。


つまり、レギュラーが割り振られた方の練習がメインと読みとるわけです。


とはいえ、監督から「試合のつもりでやらんかい!」と指令が出ていますし、両方の練習だ!という建前なのでとりあえず本気な顔してとりかかります。


で、例えば攻撃側にレギュラーが多くいるとします。


守備側が準レギュラーです


 監督がスクイズのサインを出しました!


バントが決まりスクイズ成功!


 監督から「ヘ~イ!ナイスバント~!」なんてご機嫌の声がかかります!


練習のムードを盛り上げるために良かれと思って監督も声をかけてます。


この瞬間、選手の間で。八百長練習の決意が固まります


 この練習は「攻撃の練習」つまり、スクイズやエンドランを成功させる練習であると監督が認めてしまったことを意味するからです。


そして、次のプレーでバント失敗、ランナーも挟殺プレーでアウト!


次の瞬間、「バカヤロ~!もう一回やれ!」となった瞬間から八百長練習開始~となります。


ひょっとしたら、投手の投球が上手かったり守備が工夫されているものだった可能性を見ていないからです。


 この際の守備側は


「あ~こっちが工夫して相手を抑えても評価されないばかりか、レギュラーには恨まれるわそっちのための練習が長くなるのだから、さっさと成功させて終わらして自分の練習したいな~」という気持ちになるわけです。


ということで、本番ではありえないアマ~イ球を投げ、スクイズを成功させるという八百長練習が横行します。


 レギュラーが守備側ならその反対が起こります。


 というワケで、戦術練習を指導するコーチは、一つのプレーの結果について


「今のはどっちが上手かったのか?もしくはどっちが下手だったのか?」を見極めて


攻守両方を同時に修正や指導をしていく配慮が必要になるわけです。


 これが、結構難しいんですが、そんな注意をしながら指導するとチームが活性するかもしれません。


レギュラーがスクイズを失敗した時に、補欠の投手の球を誉める!なんてことができたら、今まで埋もれてた潜在的なタレントを発掘できるかもしれません。


どうでしょう?


ご自分の練習の八百長疑惑を検証してみては・・・(笑)


 まぁH徳は完全に八百長練習でしょうな(笑)


T田君を見てれば分かります。


長々とすいません。ご意見お待ちしております


(今回のシリーズで使った写真は内容とは関係ありません。)