3月27日
甲子園にいく。
第1試合で竹田・水島ペアで選手のケアに当たっている報徳の試合があったのでそこから観戦する。
大学の広報という「大人の事情」もあり、卒業生の竹田君とミートが勝利の瞬間、アルプスで選手と喜びを分かち合っている写真を撮らなければならなかったのだが、試合は終始劣勢のまま最後まで進み、そのまま負けてしまった(泣)
おかげで、神妙な顔した写真しか撮れなかったのが残念であった。(写真 左竹田くん 右ミート)
さて、第3試合は我が母校東海大相模の登場。
例年は、神奈川で中学生を指導していた頃に関係していた選手が誰かしらいたので個人的感情を込めてしまい冷静な観戦ができないのだが、今年はそういった関係者はいないので、ゆったりとした気持ちで野球観戦することができた。
大学の後輩で東京で高校教師をしているクロス先生とY田先生もわざわざ車で東京から駆けつけてくれて一緒に観戦した。
ブログのネタ的な『深いっぽく聞こえる』話をしながらの野球観戦はとても楽しいものであった。
試合は、ミートの出身地である岡山県代表との対決であった・・・
勝手に意味づけてしまい選手には申し訳ないのだが、なんとしても勝ってもらわないと、ミートから軽んじられてしまうので私としても力の入る応援であった。(笑)
さて、結果は・・・・よくやってくれたわが母校!
快勝であった。
野球の面白さが味わえた一戦でした。 相手高校は打線にかなり自信があったそうで、竹田くん情報によれば報徳も練習試合で140キロ投げる投手を出してもコテンパンにやられたらしい・・・
それに立ち向かう東海の投手はなんと初先発の左投手・・・球速も110キロ台のお世辞にも速いとは言えない球速であった。
「大丈夫かいな・・・?」 と思ってみてたら案の定、ポンポン打球が外野のフェンス近くまで飛んでいく。
外野手がランニングキャッチをするたびに「あ~、助かった~」とホッとする繰り返しであった。
最初はたまたまかと思っていてもこれが続くと・・・
相手には打てども打てども点にならないという気持ち悪い重圧に変わっていく・・・
「カキーン!」と快音を残して、「オー!」と歓声が上がった次の瞬間、打球の行き先を見るとそこには必ず野手がいるのである・・・
こ、これはタマタマではない・・・
そう・・・データ通りなのである 打たれてるのではなく、打たせているのである・・・
おそらく、これは相手も気づいたハズである。しかし、ナカナカ修正がきかないものなのである。
ピッチングはスピードだけではないということを実証した試合となりました。
多分、もう一回はやれないと思います。相手はもう一回やり直したい試合だったと思います。
投手って面白いもので、「打たれるもんだ」と思って投げていると多少打たれても崩れないものなんです。その証拠にバッティング練習の投手はいくら打たれても崩れることはありません。
逆に「打たれない」と自信を持って行って打たれるとガタガタに崩れてしまうものなんです。この辺りを理解して投手を考えると結構面白いものなんです。ロボットがやってるわけじゃないんですね!
多分、この日の先発投手は始めから、『自分の力じゃ打たれるもんだ』と思って、
目の前の『自分のできること』を丁寧にやることに集中できたのだと思います。
『勝たねば』という結果を追いかけなかったことが良かったのだと思います。
自分の力を自覚してできることに集中する!
気づいたら、大きな事をしていた・・・
何か、私も教えられた気がします。 キャッチャーもいいです!
なんにせよ、母校が勝つと気持ちいいっす(笑)