最近、迷惑メールが凄い勢いで入ってくる・・・
迷惑メールを打たなければならない事情もあるのでしょうな・・・
その仕事につかなくて済んだことに感謝です。
12月25日
星林高校の指導に行く。
気温は3度に強風 あんまりやりたくない(笑)
とはいえ、皆の前に立てば
「いいかい今日は、厳しいと思ったら『こりゃオモシれえ~』と言うように!」
などと強引な約束ごとをして練習開始!
ストレッチなどしてたら、逆に身体が凍りつきそうなのでひたすらランニングドリルを繰り返す。
写真は、スタートでラグビーのスクラムのように負荷をかけたあとに解放し、貯まったエネルギーをダッシュに活かそうとした練習である。
O山部長に日ごろの恨みを晴らすべくぶつかっていく練習はこの日一番の盛り上がりとなった(笑)
寒い時にはこんな人どうしが押し合いをするような練習が身体もよく温まり盛り上がる。
こういった触れ合う練習は、ちょっとクサイ言い回しで恐縮だが、「人のぬくもりが伝わる」ので精神衛生上の効果も高い気がする。
最後に、変わったルールで全員でランニングをした。
『一周するごとにビリの3人から終了!8周まで生き残れ!』というものである。
これだと変な言い方だが、最初にビリであれば1周で済むということだ。
高校生ともなれば集団の中で自分がどの程度であるかは大体めぼしがついている。
問題は抜けた後に罰ゲームがあるのか、それともそのまま終了なのか・・・
それぞれが色々な事を想像しながらのランニングであった。
余裕の表情でビリ3人になるレギュラーも居たり、
必死にビリになるまいと歯を食いしばる鈍足がいたり・・・
罰ゲームがあると想定した場合、早めにリタイアして罰ゲームに備えるほうが合理的である。
一番大変なのは最後まで粘った挙句にダメだった場合だ!
・・・と考えるのが利口ですよね(笑)
こんな時、
「お前は力があるのに温存するとは何事だ!」
とつい言ってしまいがちなのだがそれはあまり言わないようにしたいと思う。
それまでの練習で出し切っているかもしれないし、お互いに不幸な感情になる。
何より、頑張っている人間を無視することになってしまう。
私はいつもそれで失敗してきた
今回のこのランニングで3人の補欠選手がぶっちぎりの先頭で上位争いをした。
この上位争いに価値はない!
・・・・『私の設定したルールの範囲では』
「あいつらバカだな~余計に疲れるだけじゃん」
というのが利口な側からの考え方であろう。
しかし、私はこんな選手が魅力的に見える。
なぜなら、「私のルールの範囲を超えて楽しんでしまっているからだ」
つまり「言われたことだけやってない」
最後のミーティングで、
「お前バカだな~あんなに力を出し切って」と言った時の「バカ」は
最上級の誉め言葉なんだよ!
という話をさせてもらった。
バカになる楽しさ!気持ち良さ!爽やかさ!そんな部分を伝えたい!
というわけで、クリスマスにも関わらず野球やってるミートに吉村くんも相当なバカですな(笑)
・・・で罰ゲームやったのかって?
やりませんよそんなの(笑) 想像を外すのが組長流です!
「いや~罰ゲーム無いのに頑張っちゃたよ~バカだな~俺!」
と残ったからこそ言える気持ち良さは格別ですからね!それで十分じゃないですか!