kokokaramakuruの日記

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恒例行事?

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12月7日


先日行われた契約更改で倍増の年俸6400万プレーヤーとなった中日ドラゴンズ小林正人投手(写真右)の投球フォーム指導を行った。


5000万という数字は一つの一流選手の証である。


 本学に来てくれるのも4年連続であり、先の日本シリーズでも登板し、活躍してくれているだけに学生さんも喜んでくれているようで私としても有難かった。


学生さんに喜ばれなかったら即ヤメるつもりです。


 小林選手も学生さんと話するのは好きな方なので気さくに会話してくれるのも大変ありがたい。


だから呼ぶこともできる。(とても呼べないプロもいる)


学生さんは『6000万プレーヤーによく指導できますね?』なんて調子で驚いてくれるが、これは学生時代からの付き合いだからできるのであって、いきなり6000万プレーヤーが来た場合には恐れ多くて手が出せないと思う。(笑)


 そう思うと私の指導はやっぱり趣味なんです。だからトコトンいけます。


採算なんて絶対にとれません。


感情が入りすぎて、『人』で付き合ってしまいますので・・・(アマいと思ってます。いいとは思ってません)


 こういう指導で食ってる人ってホントに凄いと思う。


指導だけじゃない神経使う場所が沢山ありますし、綺麗事言ってられない部分もありますからね・・・


 さて・・・


ここまで来ると指導といっても『こんなの考えたけどどう?』ってな程度のもので、押しつけるものでもない。


『左ひざの固定感覚』なんて言うといかにもそれっぽいが、腕の振りを安定させるために腕の振りの中のあるタイミングでは膝が緩んではいけないのではないか?なんて会話しながらキャッチボールしてるだけである。


小林選手の凄いのは指導している人が有名とか無名に左右されず内容を聞いてくれるところである。


これは簡単そうでかなりハイレベルなことなのだと思う。


 今年は一年生組員に3人のキャッチャーが来たため大変心強い!(写真の捕手はニシ君)


とりあえず3人には小林選手の高級ベンツで熊取駅まで送ってもらったあげくにコーヒーまでご馳走してもらうという貴重な体験をさせておいた。


これで今後かなりの理不尽にも耐えてくれるであろう(笑)


 それからミートがいい写真を撮ってくれるようになったのも大変嬉しい!


(写真の撮り方を学ぶのも組員の必修である 笑)


 


 それにしても6000万か・・・凄いな~


 羨ましいという話ではなくよくぞあの状況からここまで来たな・・・という意味である。


優秀な選手が多いと言われている松坂世代である小林選手はこの世代でおそらく一番の『遅咲き』である。


今だから言えるが、3年目くらいに真っ先にクビになりそうな選手だった・・・


(実際にリストラ対象選手に名前はあがっていたが勤勉な姿勢があるので居させてもらっていたような時期も長い・・・)


 この日、一緒に来た広島のスカウトの鞘師さんは同級生で大学時代はスター選手である。そして当時のエースは久保選手(巨人)である。大学時代でもスタンドで過ごす日が多かった小林選手なのである。


 小林選手の結果から私は多くの事を学んだ。


技術的な事ももちろんであるがそれだけではない。


それは何回かにわけて書いて行きたいと思う。


 昨年の村中くんに今年は小林くんと2年連続で年棒アップに関わることができ、指導した身としては大変嬉しいのだが、私としては難点がある。


 それはつい自分の給料が上がったような錯覚をし、賭けごとが少々多めになりやすくなるということである・・・


いつも終わって気付く・・・


 「しまった・・・俺の給料じゃなかった・・・・」