kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

私の最初の大阪人

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暴力団との黒い交際発覚・・・ではない


「おい、なんで大阪にいるのに連絡しね~んだよ、お前、おれを避けたべ」


「いやいやとんでもないです(汗)」


 高校野球部の一学年先輩Kゴ先輩の結婚式に出た・・・


(この写真の先輩のではない)


ヤクザに絡まれたかと思った・・・


 大阪人とはこういう人の集まりか・・・


 と植えつけられた高校時代・・・


(私の大阪人への偏見はここから始まった・・・ 来てみたらこんな人のほうが少数派だった! 当たり前か 笑)


この写真のお方、私の先輩で大阪寝屋川から野球留学してきたN村先輩・・・


 神宮大会でその後中日のドラ1からホームランをかっ飛ばしたこともある野球も素敵な先輩である。


『粗にして野だが卑ではない』といった感じで近寄りがたいが、変なイジメもしない先輩であった。


マッサージしてたら機嫌が良くなって、「おう、お前にこれやるよ」と恐ろしくぶっといボンタンをもらったこともある。


ヤンキー写真を見せながら誇らしげに語ってくれた夜が懐かしい。


しかし、それを語ってくれればくれるほど、「大阪ってこんなんなんだ・・・」と私の大阪へのイメージが高まっていったのは言うまでもない(笑)


とにかく平常時は優しい先輩であった。


 しかしながら、寝起きだけは恐ろしく悪く


寮生活の中で「明日の朝起こしてくれよ」などと指名された日には


「こりゃ明日は終わったな」と腹をくくらねばならなかった。


 


ある朝の話


私が「先輩・・・起きてください、朝練です」と起こしに行ったら、


「うるせ~な、コロスゾ!」などと言われ、


内心は


「そりゃこっちだって起こしたくないけどアンタが言ったんでしょうが・・・」


などと思いながら再び、


「先輩、お願いですから起きてくださいよ~」などと泣きそうな声で懇願すると、


突然ガバッ起き上がり


 「ウルせ~んだよ!」と言ったと同時に殴られた!


私は痛いというよりも、「ヨッシャ!起きたぜ~」と、嬉しくなった・・・が、


次の瞬間、また布団に入って寝てしまった・・・・


絶望の瞬間であった・・・


 私「そこからまた寝るかね・・・・」


 絶望感に襲われた私は、日ごろ


「俺はお前の師匠なんだから困ったことがあったら俺に言ってこい」


と素敵な事を言ってくれていた先輩Kゴ氏に


「すいません、N村さんが起きてくれないんです。困ってるんです先輩お願いします」


とお願いした・・・


するとKゴ氏はこう言った


「おめ~よ、先輩使ってんじゃね~よ」


こういう中で私のひねくれた性格は育まれていったのであった・・・


 


これ書いてて思いだしたら、ご祝儀がもったいなく思えてきた・・・